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日々の暮らしを愉しむ

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Cafe雑貨

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どうして外国のカフェにある販促品は
可愛らしいモノばかりなのだろうか?

そしてそれらを日常使いしている人たちも
絵になって見えるから不思議だ。

Parisへ行くと必ず行く蚤の市。
お目当てはこうしたカフェの販促品が主。

そこへは”キッタナイ”服装で行くのがポイント。
ロゴ入りの服を着たり、バッグを持つのはダメ。
着古したTシャツやデニムで赴く。

そうでないと
観光客に見られると出店している人たちは
「お♪カモが来た♪」と
ビックリするほどの値段を吹っかけてくるからだ。

先の格好で行き、値段交渉すれば
彼らはなんてない世間話から価格の相談に乗ってくれる。
「で?今日は、どっから来たんだい?」
「TOKYOよ。」
「ふーん・・・へ?JAPONの???」
「Oui!」
「なぁーんだ!こっちに住んでるんじゃないのかい?
 日本人はみんなきれいなカッコしてるのに!
 ホントに???」
と拍子抜けした様子のムッシューと仲良くなれる。

どこの国の蚤の市へ行っても
欲しいものを手に入れたければ
”キッタナイ カッコ”で行けば
誰とでも仲良くなれるし、欲しいものも手に入りやすい。

それにただ”何かを買う”という行為だけではなく
”買う”までにする
何でもない、どうでもいいような会話をしながら
お互いに大笑いした後に”買う”というのは
実に気分が良いものなのだ。

写真のカップは日本の青梅で手に入れた。
以前、出展したイベントの同じ会場で
このカップに出会い
ビックリするほど安い値段でこれまた手に入れることができたのだった。

そこでも値段交渉こそ
せずに購入をすんなり決めたが
それまでの”会話”を愉しんだのは言うまでもない。

マウスをクリックするだけの買い物なら時間を短縮できるのかもしれないが
こうした無駄な時間を過ごして手に入れるものは
より一層手に入れたものたちを大切にする、
そんな気がしてならないから
私は今日も自分の店で
お客さまとの会話を愉しんでいるのかもしれない。
by mignon0701 | 2013-08-22 13:57