日々の暮らしを愉しむ

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普遍的な毎日

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ひと昔(いや、ふた昔?)前の女優さんの書く
エッセイをここのところよく読みかえしている。

大好きな沢村貞子さんのは何度読んでも
新しい発見があるし、決して古臭さを感じさせない。

それに高峰秀子さん。
彼女の工芸品や骨董品の選択眼は
白洲正子さんよりも私にとっては親しみを感じられる。

ふたりとも女優さんとして第一線で活躍していたのに
こんなにも素晴らしい文章を書けるなんて!!!
と毎回時間など気にせずに気がつけば
ビックリする時間になっていてベッドに飛び込むのもしばしば・・・

彼女たちの描くシーンはどれも日常のひとこまで
普遍的な毎日。

それだけに自分に近いかも、と感じられることもあるし
親しみが持てるからこそ、何度も手にしてしまうのかもしれない。

お二人とも日々の生活を意識はしていたかは定かではないが
”女優業”だからこそ大切にしていたのかな、と思う。
そしてご主人を大切にして、後輩たちを思いやり、
自分自身も常に見られていながらストレスは多かったろうに
それも覚悟の上で愉しむことに切り替えてるように感じられる。

私は女優ではないが(笑)
お客さまにパンやランチなどを作り、そして振舞うことを
生業としているのだから
やはり人さまの目や声などはとても気になるし、
休みの日でもお客さまにバッタリ!なんてこともあるわけだ。

それでも彼女たちよりは明らかに平凡な毎日だろう。
毎日、違う種類のパンを焼き上げるのと同じように
毎日、違うお客さまが訪れる。
そしていろんな会話を交わし、1日がゆっくりと終わる。

ここのところ、つとめてひとりの時間を意識しながら
大切にするようにしている。
自分を、自分の行く末を見失いたくないから。

静かに、しずかに普遍的な毎日を過ごす・・・
これって結構難しく、実は私の理想でもあるのだ。
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by mignon0701 | 2012-04-04 16:48