日々の暮らしを愉しむ

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simpleな暮らし方 6

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人間とは不思議な生き物で、常に”ないものねだり”をしているような気がする。

幼い頃からクラシックバレエや現代舞踊など
”踊ること”が好きで好きで仕方がなかった。
でも、度を過ぎれば体のさまざまなところに支障が出てくるのは否めない。

高校生の頃、何度も膝に”水が溜まって”いて
主治医の方から「ヘルニアにいつかなるから気を付けていないと・・・」
と忠告は受けていた。

幸い、舞踊をしている頃、その症状は出なく、
そんな先生のアドバイスも忘れて、いつのまにか社会人としての日々を送っていた。

ある日、ずっと腰に鈍い痛みを抱えていたのだが
騙しだまし仕事をしていたら、その痛みが太ももにくるように変わった。

ヘルニアの手術した友達が
「痛みが太ももにきたらすぐ、整形外科に行った方がいいよ。」
と言っていたのを思い出して
怖さを胸に抱えながら彼女も入院した大きな整形外科専門の病院を訪れた。

「ヘルニアですね。・・・しかし、よくここまで我慢できましたね。」
と先生は呆れかえっておっしゃった。
「もしかして手術・・・ですか?」と恐る恐る訪ねてみると
「いや、私は手術に関してはいささか疑問を感じているタイプなので
 とにかくリハビリで治していきましょう!」との答え。

その日からリハビリ室に通うことになったのだが
激痛が腰や足に走る・・・
家に戻ればくしゃみや咳をすればしゃがみこんでしまう。
髪を洗うのに首を下にすることすらできないから
バッサリと切り、浴槽に入るために足を10~15センチすら
上げれなくて、シャワーのみ。
寝がえりも人の手を借りないとできない。

当然、通院や買い物は友達の運転を頼った。

その間、ソファーに座りながらサラ・バンブラナックの書いた
”シンプルな豊かさ上・下”を何度も何度も読み返していた。

この本は366日の日記形式になっていて
毎日、何かを発見して前向きに生きていこう!
そして、自分たちの生活をシンプルにしていきましょう!
という読んでいるだけで心が温かくなる・・・
当時の私を支えてくれた本だった。

リハビリが終了して「これからはひとりで歩いてみて下さい。」
と先生に言われて、初めて自分の足でよく通っていた
家から歩いて5分のスーパーマーケットに行ってみることにした。

でも、なかなか歩くことは困難でその場所に到達するまで
なんと1時間半もの時間がかかっていたのだった!!!

健康とはいつでもあるものでは、ない。
普段、私たちは全く意識しないことだが
でも、失くしてみて初めてわかった。

・・・まぁ、でもまたいつも通りに戻ってしまえば
忘れてしまうのが人間のいいところでもあり、悪いところでもあるのだ。
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by mignon0701 | 2012-01-27 14:00