2010年 02月 16日
【おみせやさんの再出発 7】
「おーう^^」
とカシワブチのオジさんがやってきた。
彼はご近所さんで2軒の大きな雑貨屋さんを営んでるオーナー。
随分前にタウン誌でご一緒させていただいてから
お付き合いさせていただいている。
”オジさん”なんていう雰囲気は全くなく、
ホントはスマートでカッコイイ。
でもそのきさくなオーラから
私は親しみをこめてそう呼んでしまう。
「先々週、休んでたでしょ、何かあったんだって思ってさ。
ほら!いちご^^
いちごは嫌いな人ってほとんどいないしね♪」
「うん、実はね・・・」と近況報告をしたら
「そうか!うん!おめでとう!!!」
前々から今回の一件がこうなるかもって
オジさんには話してあり、
驚くよりもむしろ不思議なくらいに喜んでくれた。
そんななか
これからの仕事の話をしていたら
「でさ、ひとりでやってくんでしょ?」
「ええ、まぁ。」
「だよなぁ・・・いや、誰か雇ってもこういう商売って
人件費だけかかってムダって日もあるし。
それにね、ひとりでどれだけのことができるのか
どうすれば効率よくできるのか
いろいろ考えて動いて見ることって
結構、大事だからさ。」
とかく”ひとりでやってく”と聞くと
「タイヘン」と言われる機会が多かったが
当の私はそんなことないって感じてたけど
ここにもそういう考えの人がいて
なんだかホッとしてしまった。
流れに逆らわず、
流れに乗っていくうちに
どこか乗りにくいところが出てきたら
その都度、変えていけば、いい。
いただいたいちごは
ほのかに酸っぱくて、やさしい甘さだった。
by mignon0701
| 2010-02-16 16:43