日々の暮らしを愉しむ

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美しいもの、上質なもの

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ここのところ、有名な建造物の火事が相次ぎ
残念な気持ちでいっぱいだ。

私の今、住んでいるところは
実家付近もそうだが
まだまだ昔ながらの建物は随分と残っている。

だが、少子化や核家族、さまざまな都合で
古くて素敵な家屋はどんどん切り売りされ
どれも同じような顔の新築が建っているのも現状のひとつだ。

下町ではある界隈だが
美しいものや上質なものを探せば
びっくりするほどたくさん見つかる。

よく昔の質屋さんや宝石商の家庭に生まれた子供は
モノの良し悪しがわからない年齢から
本物屋美しいものばかりを見せて
育てると言う。

例え、自分でそれを”所有”しなくとも
美しいものや上質なものに触れていると
なぜだか心が豊かになれる。

そうしているうちに気持にも余裕が出てくるから
不思議なものだ。

ともすればこうした機会は意識しないと
忘れがちだが
ほんの少しだけ意識しただけで
普段の生活が豊かになるのだから
触れてみる価値は十分にあると思っている。
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by mignon0701 | 2013-02-28 14:00

意外に思えた時間

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とある日の夕方のことだ。
実家に居た私に母が「ねぇ、ちょっと飲まない?」と言ってきた。

夕方の5時に、だ。

「どうしたの?」と聞けば
「最近ね、ほんのちょっとだけど”疲れたなぁ・・・”
 って思うと一口だけお酒を飲んでるの。
 勿論、毎日じゃないわよ。」

ふーん・・・と話を聞いているうちに
彼女はスパークリングワインの小瓶とグラスを持ってきた。

「おばあちゃんがよくこうしてお夕飯の支度の前に
 ちょっとだけ飲んでいるのを見るたびに
 すごく嫌な気持ちでいたの。
 でも、今、私がその頃のおばあちゃんと
 同じくらいの歳になってみて初めて
 ”あぁ、疲れていて、さぁもうひとがんばり!
 っていう時にそうしていたのね。”って
 わかったのよ。」

「ひと口でも飲めば血の巡りも良くなるし、
 気分も持ち上がってくるからね。」と。
一種のカンフル剤のようなものだ。

でも、確かに私もお酒はさほど飲めないが
「あぁ、飲みたいなぁ・・・」と思う機会も出てきたし、
疲れたときなどは美味しいお酒と
ちょっとの美味しい食べ物で幸せな気分になれることに
気がついたし・・・

若い頃のように勢いや”楽しくなるから飲んじゃぇ!”
なんていう賑やかしいものではなく
むしろ”静かな”ひととき。

母は地元のボランティア活動の外に
お友達とのお付き合いは勿論のことだが
私が店を移転してきてからというもの
近いからしょっちゅう来てくれている。

自ら飲む量に気を付けていさえすれば
体に害を及ぼすわけではないのだから。

それにいつかはわからないが
誰しもこの地に居られる時間は限られている訳だから
それをいろんな方法で楽しむすべを
ひとつでも多く知っていた方が
人生はもっと楽しくなるような気がする。
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by mignon0701 | 2013-02-27 14:00

読んでてくれてありがとう

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こないだのイベントに出展していたときに
あるお客さまからずっと以前からこのブログを読んでいた・・・
とお伺いした。

しかも随分前に私は扶桑社の”ESSE WEB ”で
”おみせやさんを始めたいあなたへ”という連載を1年していたのだが
その頃からの読者さんだと言う。

地方のイベントへ出展していた頃は
「ブログ読んでいます!」という方に
出会う機会が多かったが
店舗から会場も近いとそれもまたそれで
嬉しいやら恥ずかしいやら・・・だ。

先日、編集の仕事をしているお客さまから
「とにかく書き続けること!それに尽きるよ。」
と言われた。

これは同じ編集の仕事をしている何人かの
お客さま方も同じことをおっしゃる。

あの宇野千代さんが
「どんなに書けない日でも例えば
 ”今日は雨だ”と一言だけ書けば
 次が書けてくるものだ。」といった内容のことを
ご自身のエッセイで書いてあったが
本当にそうだと思う。

何も書くことがない、なんて日は
実は、ないのだ。

私たちは朝目覚めてから、夜、眠りに落ちるまで
淡々とした日常を送っているようで
実はちいさな”事件”があったり、
何か自分で思ったり感じたりとすることがあるはず。

それを言葉で発するのではなく
”文章として残す”。

その違いだけなのだから。

しかし、長い間、こうして書いていると
いろんなことがあるし、
いろんな出会いがあるんだなぁ・・・と
今回のことでつくづく感じた。

本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
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by mignon0701 | 2013-02-26 15:07

甘いもの大好き

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"女の子ってなんでできてる?
 砂糖やスパイス、すてきなことがら
 そんなものでできているよ”

とマザーグースの詩にもあるが
本当にそうだと実感するほど、私は甘いものが大好き。

私の尊敬するフードスタイリストの人も
”甘いものは世界を救う!”っておっしゃってるが
まさにそうだと信じている。

甘いもの、美味しいもの、そしてそれをひとりで食べるのも
またそれはそれで幸せだが、
分かち合う人がいたらもっと幸せだろう。

幼い頃、私の父はお菓子の会社で働いて
しかも海外のお菓子を視察する為の海外出張が多く、
まさに”ターゲット世代”だった私には
色々な国の色々なお菓子のパッケージを見たり、
食べたりする機会に恵まれていた。

そして祖母が”明治屋”好きだったのと
親族も何やらアメリカに関わる仕事をしていた経験のある
人もいたりで、輸入食材にも囲まれていた。

だから、”甘いもの”といっても
昨今の”上品な甘さ”ではなく、どちらかといえば
”脳天にクル甘さ”が大好きなのだ。

仕事中も甘いものは欠かせない。

先日、よく行く韓国料理屋さんで食後に出してくれた
”ザクロ茶”が美味しく、”オミジャ茶”に似た嬉しい甘さだったので
ひといきつく時は飲んだりしている。

そして何かしらチョコレート類は常にある。

お菓子でなければ、朝のトーストに塗る
チョコレートスプレッドは常備してあるし・・・

以前、”ショコラ”ていう映画があったが
チョコレートが人を幸せにするって本当だと思うし、
あのナイジェル・スレーターの実話
”トースト”でもレモンパイがキーワードになっていた。

心も体も疲れたとき、
なんだか悲しい出来事があったとき、
いやいやHappyな気分なときでも
甘いものは私たちを幸せにしてくれると
心から信じている。
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by mignon0701 | 2013-02-22 14:00

友達と過ごす時間

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昨日、友達のトーニャが遊びに来た。
友達との会話は嬉しいし、とても刺激になる。

相手が今、どんな状況で、どんなこと考えていて
それを自分の状況なんかと照らし合わせてみたり
客観的に見ると、自分自身の気持ちや考え方なんかも
整理できたりもするし、また、視野も広がる。

そう考えると友達との時間はより一層大切に思える。

トーニャは今、ローフードを研究する毎日で
「とにかくコミュニティを作ることが大切だって
 思ったの。だから時間がある限り、いろんな
 所に行って、いろんな人の話を聞いたりって
 とても大切なことだって思ったのよ。」と。

・・・本当にそう。

ひとつのところに留まっていると
”ぬるま湯”に遣っていられるわかだから
それはそれで気分的にラクチンだし、
できれば出たくないと思ってしまうだろう。

でも、私たちの人生には
長かれ、短かかれ制限がある。

それがいつなのかはわからないから
その分、今のうちにいろんなモノを見たり、
聞いたり、触れたり、味わったり、
そして友達や家族や新しく知り合う誰かと
少しでも多くの時間を過ごしたいと思うのだ。
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by mignon0701 | 2013-02-20 14:00

道具に感謝する

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幼い頃から”セサミストリート”や”ピンクパンサー”などの
アメリカの番組ばかりを見て育ってきたので
いまだにアメリカの子供向けの番組を見ると
なんだかノスタルジックな気分になってしまう。

アメリカのホームコメディードラマなどにしてもそうだ。
背後で”ワッハッハ!”という笑いの入る
マイケル・J・フォックスの出ていた
”ファミリータイズ”なんて大好きだったし、
でも”ツインピークス”や”ビバヒル”なんかも
夢中になっていた(歳がバレますね・・・)

最近、時々見るのがこの”おたすけマニー”。

彼は修理屋さんなのだが
いつも感情を持った”道具”たちと一緒。

依頼のあった壊れモノをどうやって直していくのか
時には”道具たち”に相談したりもするし、
”道具たち”が修理を例え諦めたとしても
「いや、よく考えてみよう。何か解決策はあるはずだよ。」
とみんなに”ヤル気”を促す。

そしていつもHappy endなのだが
そこがディズニーらしくて幸せな気分になれる。

私自身、ずっと店を始めてから
使っている道具たちや食材などに常に話しかけてしまう
端から見れば”ちょっとおかしな”クセがある。

でも、毎日毎日、店に来て下さるお客さまの為に
美味しいパンを焼いてくれるオーヴンや捏ね機、
食材もなければ作れない・・・

来て下さるお客さまには勿論感謝することは当然だし、
今の私がこうして仕事ができるように
支えてくれている人たちにも感謝。

そしてこの仕事をするために不可欠な
”道具たち”や”食材”にも心から感謝している。

その気持ちは永遠に変わらない。
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by mignon0701 | 2013-02-19 14:00

思い返すことなど

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これがいちばん最初の2000年に始めた
”cafe mignon ”

それから間があいたり、一緒に仕事をする人たちが変わったり、
勿論、場所も変わったりで・・・
本当にいろんな事があった。

今は”cafe ”という位置づけよりも
”パン屋さん”という位置づけが強いが
店を営んでいるのには何ら変わりはない。

いままでどれだけのお客さまとお話ししてきたのだろう?
あ、そういえばあんなことや、こんなことがあったな・・・

なんてふと思い返してしまった。

私自身は普段はさほど昔のことは思い返したりはしない。
前を向いてばっかりだから(笑)

でも、夜中にパンをまた作りだしてから
ふと、思い返してしまった。

気がつけば2013年!!!

いやいや、まだまだこれからだ・・・
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by mignon0701 | 2013-02-15 14:00

身の周りのこと

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とにかく自分で考えて決めたこととはいえ
不規則な生活だ。

これはmignonに来て下さるお客さまが
”美味しい!”とおっしゃって下さるのを
何よりのしあわせと思っているので・・・

そこで移転してからふと思ったのは
お客さまにそう感じて頂く為には
自分自身も「なんだかしあわせ♪」と感じる環境を
自分の身の周りにも作るべきなのではないか、と。

とにかく、恥ずかしながら
この歳まで”女子力”とはほぼ無縁だった。

服よりも”パン”!

そんな感じだった。
でも、お店の雰囲気やそれらを提供する人の
雰囲気も大切なことは色々なお店に行くたびに
イヤというほど感じてきていた。

じゃ、実行しなくては・・・と
服装も思い切って変えてみて、
それまで恥ずかしながら”スッピン”で作業していたが
ちょっとだけお化粧もしてみた。

そしてプライベートな部屋も
本当は自分自身が大好きな”かわいい”を
ほんの少しだけ意識するようにしてみた。

他の人からすればまだまだ
「それって”女子力”からは程遠いわよッ!」と
笑われそうだが、自分だけの世界観を持つ、ということは
とても大切なことだし、
それを自分の年齢や身の丈に合わせて
少しずつ変化させていく・・・

そういったことも愉しめる女性にこれからなっていきたいと思っている。
勿論、美味しいパンを作り続けることも、
シンプルレシピの料理をお伝えしていくことも
忘れずに・・・
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by mignon0701 | 2013-02-14 14:00

春が待ち遠しい

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寒さにめっぽう弱い私にとっては
今のこの季節が長く感じて仕方がない。

いくら防寒をしていても
末端は常に冷たく、使い捨てカイロは勿論手放せない。

昨日、北海道から知り合いが店にやってきた。

さぞかしあちらの方が寒いのだろうと聞いてみると
「ううん、東京の方が寒いわよ。」
というビックリする返事が返ってきた。

北海道では車で移動が当たり前で
家から車のドアに移るときだけが”寒い”のであって
あとは暖房が常に何処へ行っても効いているから
この時期でも部屋の中では半袖で居られるらしい。
・・・羨ましい限りだ。

こちらでも外に出てみれば
梅が咲きだしたり、他の花々や草木もどんどん芽吹いてきている。
自然界では春を感じているのだろう。

目で”春”は感じられるが
私自身の体で感じられるのはまだまだ先のようだ。
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by mignon0701 | 2013-02-13 14:00

あたり前のことだったのに・・・

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先日、所用で出かける時に電車に乗ったら
周りは”スマホ”に夢中になっている
乗客ばかりなのに
ひとりだけ”本”を読んでいる女性が、居た。

ちょっと前までは当たり前だったのに
今ではすっかり見なくなってしまった
この光景が新鮮に見えた。

「あぁ、まだこうして本を読んでいる人がいるんだ。」
という不思議な安堵感も同時に
私の心の中に訪れた。

図書館へ行ってみれば、
いつもたくさんの利用者で賑わっていて
読んでみたい本を予約しようとしてみたら
”140人待ち”なんていうのもあって
びっくりした著者もいたが。

それだけまだ”紙”の本を読む人はいる。

電子書籍も出回ってはいるが
私は断然”紙”で読みたい派、だし、
図書館で借りるのは”資料”であって
自分が好んで読むものは全て購入している。

画像で見るのもそれはそれでいいが、
文章やラジオは想像力をかきたてられる。

自分の中の”登場人物”が自分の頭の中で活躍する・・・

そういった自分だけの世界観を
私はこれからも持ち続けていきたいなぁ・・・
と彼女の背中を見ながら、そう思った。
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by mignon0701 | 2013-02-12 14:00