日々の暮らしを愉しむ

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月の光

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青い空も大好きだが、月の光をみるのは
昼間のそれと違って、心が安らぐ。

散歩をしていて満月が出ていると
いつもよりも長く歩きたくなるし、
ベッドに入る頃、カーテン越しに月光を見つければ
その見える部分だけ開けて眠りに入る。

月の光を浴びながら眠るのって
例え窓ごしであってもなんだか気持ちいい。

ふと気がつけば
私たちは日常、どれだけたくさんのものを見ないで過ごしているのだろう?

月の形は日々変わるし、
朝、お日様が昇る時間も変わる。

足もとの雑草に目をやると
それまでは見なかった雑草がいつの間にか生えていたり、
それまでの季節には見なかった鳥の姿が
目に入ってくる。

通勤や通学に使っているいつもの道も
ほんのちょっといつもと視線を変えてみたり
いつもと違う道を通ってみると
案外いろんな発見につながったりもするもの。

もうすぐ節分。
旧暦ではお正月。

また新たな気分で物事を見るいい機会がやってくる・・・
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by mignon0701 | 2013-01-31 14:00

30分弱のしあわせ

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日付が変わると同時に私の仕事は始るのだが
ホッとひといきできるパンが焼けた後
すごく元気になれる料理番組を見る。

そして店が終わったあと
あまり胃に負担のかからない食事の後の
お風呂を沸かしている間に
やはり元気になれるTVを見る。

いずれも30分弱。

ゆっくりと見たいがまだまだその余裕がなくて
それでもこの”30分弱”の時間は
私をほんのちょっとだけプライベートな時間へと
誘ってくれる。

移転してから、以前にもまして
隙間の時間を見つけては何かをする、ということが
多くなってきたような気がする。

どうしてだかはわからないが
さぁ!仕事だ(本人はあまり仕事という感覚はないが)
という気持ちになると

ちょっとの時間に
まるで本能的に「あ、これやっておこう。」などと
思い立ち、動きだしてお客さまがいらしても
それはスイッチを切り替えられる。

だからだろうか・・・
1日が本当にあっという間。

睡眠時間も小刻みに摂っているので
トータルすればきちんと摂っているし、
小刻みなので質の良い睡眠が摂れ
しっかりと眠れる。

短い時間をデザインする・・・

これが今の私だし、
今後もっと余裕が出てきたら
もっと変化するであろう自分にも
実はちょっぴり期待しているのだ。
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by mignon0701 | 2013-01-30 14:00

ものづくりに関して

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これはあくまでも自分自身の考えだが
ものを作るにあたって
いくつか考えてしまうことがある。

何かを自分の手で生み出して
それが全く知らない誰かが手にして下さって
気に入って下さったとしたら
それは”お金”というもので自分の元へと還ってくる。

それがあることによって
私たちは、それらを生み出す材料を購入できるし、
創るにあたっての必要な公共料金も払える。

これは本当にありがたいことだ。

今回、移転するにあたって
再度、このことについて考えてみた。

国産小麦は不作だ、高騰だと
ネガティブなnewsがよく届くが
そのたびに価格改定や材料の見直しはしたくない。

もし、材料を見直すとしたら・・・
と、今回いままでずっと安定供給を願っていた
上質の小麦粉が入ることになった。

確かに仕入れ値は、高い。

でもそれはお客さまの方からすれば
知ったことではない。

私にとっては
「あぁ、そういえばあそこのパンって
 なんだか美味しかったよね。」などと
あたまの隅っこにでも残ってくれれば
幸せな気分になれるのだ。

それに知名度もない私の店のパンを気に入ってくれる・・・
それも嬉しい。

そういったちいさな積み重ねが
「あぁ、もっと明日もいいものを生み出そう!」という
活力へと変わるのだ。

経営者としてはあまりよくないのかもしれない。

でも、ビジネスを前面に出したものづくりをするのであれば
最初からパンなどは作ってはいない。

ましてや10時間かけて(笑)

人間だから、それは正直言ってお金は欲しい。
でも、ほどほどでいい、と
最初の店を持った頃からそう思っている。

なんでも”身の丈に合う”といった言葉があるように・・・

きっとこの考え方は
ずっとずっと変わらないと思う。

原価計算をする暇があったら
「どうすればお客さまがゆったりと過ごして下さる
 空間ができるか?」とか
「どんなレシピにすれば”美味しい”と感じて下さるか?」

そっちにアンテナを張っていたいのだ。
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by mignon0701 | 2013-01-29 14:00

ことのは

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”言葉”は
”ことだま”と言ったり”ことのは”とも言う。

自分が発した言葉は自らに還る、とも言う。

そう意識したら
自分が相手に対して何らかの会話をする際に
丁寧に言葉を選んで少しずつでも言えるようになるのかもしれない。

言葉は相手を慰めたり、穏やかな気持ちにさせる場合もあるし、
勇気づけられたり、幸せな気持ちにもなれたりもする。

だが、その反面、暴力にも等しくなる場合もあり得る。

言葉は植物で言う”根っこ”の部分。
つまり”土台”なのだ。

土台のしっかりしている草木は
のびのびとすくすくと育っていく。

それを人間に置き換えたとしたら
日々の土台を作るためには
身体にも気持にもよい食事を日々摂取し、
質の良い眠りをし、
そして心穏やかになれる家族や友人と過ごす。

いいものを見たり、聞いたり、触れたりする。
さまざまなことに偏見を持たずに興味を持って接する・・・

挙げてみたらきりがない。

一見、普段自分が使っている言葉とは
関係なく思うかもしれないが
こうした日々の土台作りが
1秒後の自分を形成していくのだ、と考えてみたら
私たちの日々の暮らしは
もっといい方向へと意識が向いていくのかもしれない。
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by mignon0701 | 2013-01-25 14:00

いきいきとまるで息を吹き返したように

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友達のトーニャはウクライナから日本にやってきて
結婚し、出産も経験し、ごく普通の主婦だった。

でも”ローフード”に出会ってから彼女の生活は一変する。

そして「私の体験したことをもっといろんな人に
広めたいんだけど・・・」とある時、
こっそりと私に告白した。

そう、彼女はローフードの教室を開きたかったのだ。

私が自宅にアトリエ兼店舗を移してから
彼女と綿密な話し合いやメールのやりとりをしながら
私よりも先に彼女は
このアトリエで2月2日と12日に
”ローフードのチョコレート教室”を開く。

専業主婦で時々モデルのバイトやボランティアで
外国語教師をする程度だったころの彼女の表情は
いつもどこかしらもの哀しげだった。

でも、かつてからの夢を実現させる!と
決まった途端にまるで息を吹き返したように
いきいきとした表情になり、
こちらまでびっくりするほど。

こういった友達が身近にいるということは
私にとっても嬉しいことだ。

彼女の作るチョコレートは
じっくりと目をつむって食べたくなる味。

ローフード自体が体にやさしいからだろうか?

トーニャに「ローフードのことをうまく伝えたいけど
文章が書けなくってどうしよう!」と言われたときに
彼女の為もあったが私も興味があったので
ローフードについていくつかの文献をひも解いてみた。

知れば知るほど
自分の内面にいいことは多く、
そして特別なことはほとんどなかった。

私たちが生まれた国は
性別や年齢、階級など関係なく
さまざまな選択肢を自らの意志で選べるという国。

食生活に関してもそう。

トーニャのこれからが楽しみだし、
私も今の大きな仕事が終わったら
ちょっとずつ動きだそう、とこっそり決心している。
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by mignon0701 | 2013-01-23 15:25

焦らず、心穏やかに

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今のアトリエ兼店舗は極力シンプルを目指している。

なぜならどうしても性格なのだろうか?
時として私は何事に対しても焦ってしまったりするから。

そうなると
「あれ?あれってどこだっけ???」
「これってどうするのが一番いいんだろ???」
などと”ひとりパニック状態”になってしまうからだ。

それには
それぞれの収納場所をとにかくシンプルにすること。

そしてあまりモノを出さないこと。

そうした環境に自分を置いてみたら
案外、パニックになりそうな出来事が起こったとしても
なぜだか慌てないことに
あるとき、ふと気がついた。

どうしてだかはわからないが
シンプルな環境は
アタマもココロもクリアにしてくれるのかもしれない。

そんな気がしている。

それに私は”捨て魔”でもある。
「これは今の私には必要ない!」と判断したら
自分でもびっくりするほど早く処分してしまう。

誰かそれを必要としている人にあげてしまうのがほとんどだが・・・

その後、やっぱり必要だった、と思っても
「いや、まてよ・・・」と考えるようになった。
「本当に必要なの?」と。

焦らず、心穏やかに暮らすのが
私のこれからの課題だが
これは生涯の課題のひとつでもある。
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by mignon0701 | 2013-01-22 14:00

自分のリズムをちょっとずつ作っていくこと

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移転して、そして開店してから
手探りで”自分のリズム”を探している。

今度の場所は賃貸物件ではないから
通勤時間は全く無くなった。
でも、その分、自分で規則正しく時間を編み出していく
必要性が出てきた。

ダラダラ過ごせば、ひたすらダラダラ街道まっしぐらだし、
かといってあまりタズナを絞めるのは
いかがなものかと、思う。

パンを仕込みだす時間を以前の夜中に戻したから
睡眠時間は小刻みになるが
なにせ自分のベッドで眠れる心地よさは
これからの長きに渡って仕事をしていく上で
精神衛生上にも嬉しいこと。

そして焼き上がってからまたほんの少しだけ仮眠を
摂るようにしてみた。
するとカラダがシャキーンとするような気がする。

この場所に移ってきてから
今まで経験したことない仕事やお話が
急に舞い込んできて
本当はちょっぴりてんてこ舞いなのだが

そこは「焦らずに・・・焦らずに・・・」と
自分に言い聞かせるようにしている。

人生のパズルは何度もやりかえすことができると
私は信じている。

1ピースごとにぴったりと合うものを
じっくりと探していく。

これからそういった愉しみも
自分の生活の中に摂り入れていけたらな・・・
とぼんやりと思っている。
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by mignon0701 | 2013-01-18 15:13

今日もmignonにシャンソンは流れる

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母が根っからのシャンソン好きなので
幼い頃からシャンソンがかかっている家庭で育った。

それだからだろうか?
私にとってフランス語は耳に心地いい言語のひとつなのだ。

驚いたのは母と一緒に
Parisの古いシャンソン酒場”ラパンアジル”に行った時のことだ。

そこではワンドリンク注文してから
ちいさな店内に入る。
店内は当時料金を払えなかった
レオナール・フジタなどの絵が飾ってあったり、
ちいさな丸いステージには真っ赤なビロードのカーテンがかかっていて
そこからセミプロの人たちが出てきて歌うのだ。

楽曲は主に昔ながらのものが多く、
観光客さほどいなく
みんな日本の”歌声喫茶”のように
一緒に歌うのだ。

そんな人たちに交じって母も楽しそうに歌っていて
横にいた私は本当にびっくりした!

フランス語を全くわからない彼女が
周りが歌いだしたら自然と、しかも楽しそうに
みんなに交じって歌っているのだ!!!

以前のcafemignonも小石川のmignonでも
シャンソンはかけていた。
でも、シャンソン半分、他の国の楽曲半分といったところだったが
今度はどっぷりシャンソンにはまろうと思っている。

フランスはルーブルや”コルニッション”(ちいさなピクルス)
とさんざんバカにされたモンパルナスタワーなど
新しい建造物もある。

でも、何百年も前のものを大切に保存している場所が多いから
いつ行っても変わらない風景を見れることは
嬉しい限りだ。

それになんと言ってもラテン系民族。
鬱病人口は多いとは言われるが
基本的に能天気な人たちが多いように見られる。

以前、パリに行った時に
ホテルで朝ごはんを食べていた時に
給仕してくれていた人に
「明日のお天気はどうなっていますか?」と聞いたら
「さぁ・・・今の事しか考えてないから
 私にはちょっとさきのことだってわからないし
 ましてや明日のお天気なんて気にしたことなかったわよ。」
と笑われてしまった。

後できちんと次の日のお天気のことは教えてはもらえたが・・・

私たちは(特に私は)
明日以降の見えないことに関して
気がつけば常に心配しているような気がしている。

そういったことをそんなにしなくったっていいんだよ、と
シャンソンを聴いていれば思えてきそうな気がする。

だから今日もmignonにはシャンソンを流すのだ。
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by mignon0701 | 2013-01-17 14:46

答えは自分の心の中にある

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昨日、有名な映画監督が亡くなった。
彼は俗にいう”問題作”と呼ばれる作品を
多く世に出したが

あるインタビューで「猥褻に関してどう思いますか?」
との質問に彼は
「猥褻かどうかは検察官の心の中にある。」
と答えたそうだ。

質問のキーワードはともかく
全てのことに関して、
答えは自分の心の中にすでにある、ということ。

それを自分自身でどう判断するのかは、
またそれを正当化するのか、否定するのか?
外に押し出すのか、内に秘めるのかは
全て自分自身の”法律”に基づいているという訳だ。

・・・私は日々どうしているだろうか?

そんなことを考えさせられたことを今朝のラジオが教えてくれた。
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by mignon0701 | 2013-01-16 14:00

創り手の気持ちが伝わるもの 2

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今回は器。
この場所でお客さまにゆったりと過ごして頂くのには・・・
と考えたときに
”ぽってりとした温かみのある器がいい”と
まっさきに浮かんだ。

そして以前から交流のあった
陶芸作家の友達に相談してみた。

試作品はどれも今までの彼女の作品に
ありそうでないもの。

年が明けてからどんな環境でこれらの作品を彼女が作っているのかが
気になって彼女のアトリエに行ってみた。


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真っ白にペイントされた壁に
整然と並べられた作品と仕事道具たち。

アトリエに入っただけで、温かみはあるけど
凛とした気持ちにもなれる。
そんな空間だった。

彼女は彼女の作品を手にして下さる方々の気持ちを
第一に考える人で
「こういった形だったら使いやすいかな。」
「こんな価格だったら普段使いしてもらえるだろうか?」
そういったことを基準に作品作りをしているようだ。

これからもmignonで去年も行われた
彼女の作陶展を企画している。

どんな個展になるか今からこっそりと楽しみにしている。
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by mignon0701 | 2013-01-15 14:00