日々の暮らしを愉しむ

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個人で仕事をする、ということ

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私の周りには個人でお店や会社を営んでいる人が
結構、いる。

みんなそれぞれに会うたびに
他愛のない話もするが
自分の仕事に対してのこれからのことや
「どうすればお客さまが喜んで下さるだろうか?」
そんなことがしばしば話題になる。

それは常日頃、個々に意識をしていることであって
正解や不正解がいかんせん不透明なために
悩みどころなのは確かなのだ。

お客さまに楽しかった!美味しかった!
と思って頂く為には・・・?

自分の(もしくは自分たちの)好みを押しつける訳にもいかないし、
かといってお客さまに”流されて”いてはならない。

日々の仕事をおざなりにすれば
結果はスグ出てしまう。

まずは自分が自分の仕事に対して
愉しむことをしていないと
いいものも創れないし、
いい空間も生まれない。

”いい塩梅”という言葉が私たちの国にはあるが
程よく頑張り、そして程よく力を抜いて
自分の仕事と向き合う・・・

きっとこれがりそうなんだろうなぁ。
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by mignon0701 | 2012-11-30 14:00

・・・むしろ”年輪”と思っている

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この小石川に店を構えて4年以上の月日が経ったが
最初の頃は何もかもに焦って、
そして人の顔色をうかがって仕事していたような気がする。

でも、パンを作る時だけは無心になれて
パン生地たちを生み出すのは日付が変わる頃からで
パン生地たちに話しかけながら
そして酵母がしーんと静まりかえった
夜中の時間に”ポコッ”という音をさせたりするのを
聴くと心が和んだりしていた。

ひとりのときはそれでよかったのだが
誰かが来ると緊張してしまって
パンを焼いている時に
お医者さんも呆れかえるほど
本当によく火傷をしていた。

手首にたくさんの天板のあと。
これはパン屋さん、フレンチ、イタリアンの職人さんなら
みんな持っている傷跡だが

同じパン職人の男性と話をしたときに
「僕らは男だからいいけど、女性は可哀そうだよね。」
と言われてしまったことがあった。

そう、哀しいかな
”リストカッター”に見られてしまうときも
実はあるのだ。

私自身、地方で仕事をしたときに
温泉に入ったら当然、温まった皮膚から
傷跡が浮き出てくるから
気持ち悪く映ったのか
一緒に入っていた見知らぬ年配の女性たちが
一斉にこっちを見てお風呂を出ていかれてしまったことがあった。

それ以来、温泉には入っていない。

夏も半袖で電車のつり革にもつかまれない。
暑くて同じ現象が起こるから。

でも、私はこの傷跡を自分の”年輪”だと思っている。
年数が経てば少しずつ傷跡は薄くなっていく。
そして今はほとんどそんな怪我はしない。

日々成長していかないと、ね。
いいオトナなんですから・・・
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by mignon0701 | 2012-11-29 14:00

和める環境

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去年、可愛そうなくらいにガリガリな状態で出会った
子猫の”マロン”は今ではたくましいくらいの
成長をとげている。



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お母さんがいないからか
近所の居酒屋のオバちゃんからごはんをもらう時には
常に背中をなでてもらっていると
落ち着いて食事をする、ちょっと変わった猫だ。

しかも彼にいろんなことを教えてくれて
天国へと逝ってしまった
居酒屋さんで16年飼っていた黒猫のリリーちゃんの
存在のおかげか、
彼は他の猫とも喧嘩することなく、
むしろ自分のごはんを分け与えたり
うまく共存している。

そういった姿を見ていると
なんだか心があったかくなってくる。

人間だって欲しいものを独り占めする人もいるのに
こんな”ちいさなものたち”が
互いに譲り合って、そして共存している光景って
ドキっとするし、微笑ましくもある。

”忙しい”という文字は
分解してみると”心を亡くす”と書く。

とかく”バタバタと”しがちなこの季節。

こうした和める環境に
意識しながら自分を置いてみることもいいかもしれない。

そうすれば「忙しい!忙しい!!」と感じながらしていることも
実はそうでもないときだって、きっとあるはずだから・・・
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by mignon0701 | 2012-11-28 14:00

不思議なヒトと出会った

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ある人の紹介でとても不思議なヒトと出会った。
穏やかな、そしてたおやかな微笑みと物腰を持った
その人は、初対面だったが
私自身は何の偏見もなく、
まるで昔からの知り合いのように話ができた。

彼からさまざまな方面で助言を貰えたのだが
中には軽くショックな内容もあった。

でも、今日になってから
急に自分でも”アワワ!”となってしまうような
出来事が朝から続いている。

自分の中で今、
整理しなくてはならないことが実は山ほどあって
それをゆっくり、ゆっくりこなしていこうと思ってはいたが
どうやらそうもしてはいられなくなってしまった。

うーん・・・

なんだかのんびり構えていたのは
実は間違いだったのかもしれない。

年の瀬が日いちにちと押し迫ってきていて
先週から仕事の合間をぬったり、
休みの日に色々な人と会っている。

これも”自然の流れ”から起こったモノ。
ほんの少しだけ自分の潜在意識が
これらを意識した途端に
急に友達などと会う機会が急に増えてしまった。

でも、それはこれからの自分にとってはいい傾向だと思っている。

さ、今日もこれからいろんな人と会う。
今から楽しみだ。

全ては”偶然”ではなく、”必然”なのだから・・・
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by mignon0701 | 2012-11-27 14:00

ものを創り出す愉しみ

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パンに限らず”何かを創り出す”ということが、好きだ。
仲良しのイラストレーターの女性と初めて絵本も執筆したし、
今、友達にはこれまでのことを交えた
フィクションであり、ノンフィクションの”小説もどき”の
原稿も渡してある。

こういった文章を書き上げた後って
不思議とまたそれに加筆したくなってしまう。
私にとって”文章を書く”という行為は
”本を読む”のと同じくらい大好きで
「1日書いてなさい。」と
もし誰かから言われたら、
すんなりPCに、または机の上のノートに向かっているだろう。

そして職業にしているだけあって
パン作りにしても同じことが言える。

パンもベースになる基本のパンを作ったら
今度はそれに応用をきかせたものが作ってみたくなり、
もちろん、基本のは基本ので残すのだが
応用から生まれ新しい発見もあるのも確か。

パンも文章も目の前にすぐ結果が出る。
これは木工や陶芸などのクラフトにも共通すること。

”手創り市”などの外のイベントに出るのが
好きなのも、これらと同じなのかもしれない。
お客さまの反応がダイレクトに伝わってくる。
その”ライブ感”が心地よいから。

そしてものを創るにあたって
自己満足であっては決してならないと思っている。

第三者の意見も聞いてみると
案外自分の足もとが見えていない場合もあるし、
勿論、それらに流されてはならないのだが
自分の”軸”があって
それでいて人の意見を聞ければ最高だと思う。

ものづくりは日々進化していっている訳なのだから。
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by mignon0701 | 2012-11-22 14:00

お菓子の思い出

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休日は母とランチに行くことが多いのだが
食後に急に母が
「ね?ドーナツ食べない?」と
近くのドーナツショップに誘ってきた。

「どうしたの?急に?」と聞いてみると
「こないだのりちゃん(私の妹)のおうちに
 行ったら美味しいドーナツに出会えたのよ!」と。

軽い食感でちょっともっちりしていて、ほんのり甘い。
その味が彼女にとっては幸せに感じたらしい。

私はケーキタイプのどっしりした食感の
ドーナツが好き。

なぜなら私の家庭では祖母も母もよくお菓子を作ってくれて
彼女たちの作るお菓子はアメリカンタイプの
”どっしり”としたものが多かったからだ。

そして父もビスケットやクッキーを製造している
会社に勤めていたが、海外出張が多く、
お土産はいつもいろんな国のお菓子ばかり。

「私は昔、ママやおばあちゃんが作ってくれた
 あのドーナツの味の方が好きだな。」
と言ったら
「よくあの頃は作ったわよね。
 私はそのときに食べすぎちゃって
 あの味には今は飽きちゃったのよ。」と笑った。

お菓子も料理も祖母や母とよく作った。
今でもあの頃の楽しかった思い出は
すぐにでも甦る。

だからその頃は作らなかった、
でも、私の家庭では3食の主食であったパンを
作ってみたい!と思ったのかもしれない。

「いつからパンを作ろうと思い立ったのですか?」
と最近よく聞かれるが、
正直よくわからない。

自然と気がつけば、ひとり暮らしを始めた頃、
家族で営んでいるちいさな、ちいさなパン屋さんの
扉を開けてしまったのだから。

これからも”生活の一部”のように
パンを作っていくのだろう・・・
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by mignon0701 | 2012-11-21 14:00

美しいものを意識しながら見ることの大切さ

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「本物、美しいものをとにかく沢山見なさい。
 偽物や美しくないものを見ている時間は
 私たちにはないのだから・・・」
と以前テーブルコーディネートを教えて下さった
先生はまるで口癖のように言っていた。

私の主治医は2人いて、2人とも女性。
そして共通していることは
2人とも美しいものが好きだということ。

開業以来通っているひとりの先生は
入口には月ごとに季節を感じさせるディスプレイをし、
それは自宅から持ってきた
リヤドロの白が美しい陶器の人形だったり、
ちいさな掛け軸だったり
写真が美しい洋書を積み重ねたり・・・と
色々工夫している。

もうひとりの先生は絵画が大好きで
私の持っている画集や美術書と
彼女の持っているそれらを交換し合っている。

美しいもの=高価なものではなく、
購入せずとも例えば”本物”の置いてある
店に行ってみて、それらを眺めるだけでもいいわけだし、

朝の散歩で美しい陽の光を浴びながら
歩いてみるのもいいし、
反対に夜であれば寒くなればなるほど
星や月は美しく輝いている。

それらを眺めながら、それらの光に包まれた気分になるのも
また心が洗われるようだ。

良質の文章を読むのもいいだろうし、
映画を家でTVやDVDで見るのもいいだろう。

日ごと寒くなってきている今日この頃。
家から出たくない日も多くなってくるかもしれない。

そんなときこそ
家の中の”美しいもの”を探してみるのも
いいかもしれない。

そうすれば”自分の中で必要なもの・不必要なもの”
だって見えてくる。
年末の大掃除の前にこうしたことをしてみるのも
一案だと思う。

宝石商などの家庭に生まれた子供たちは
あえて本物だけを見せられて育つという。
それは彼らが大人になって本能で
目の前にあるものが、いいものか、そうではないものかが
見分けが付けられるからだそうだ。

私たちはそういった環境で育っている人は
ごく一部だろうけど
意識しながら美しいものばかりを見るようにしてみれば
”何か”がきっと変わるはずだ。
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by mignon0701 | 2012-11-20 14:00

女友達

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最近、なかなか会えなかった女友達が
フラッと店に立ち寄ってくれたり、
連絡がきて会う約束をしたりしている。

もう私の年代になると結婚している人がほとんどだが
それでも昔と変わらずにこうして会えることは嬉しい。

若いころは”友達と会う”となると
服を一緒に買いに行ったり
雑貨屋さん巡りをしたり
バーゲン会場にダッシュしたり(笑)したものだが

この年代になると
ちょっと雰囲気のいいお店で
ゆったりとお茶をしながら
のんびりとした時間を過ごしたり、
夜であればさほど値の張らない、
でも気の効いた店でお酒を交えつつ
美味しい料理に舌鼓を打つ・・・

そんなふうに変わってきている。

それから景色の美しいところを
気候がよければ散歩する、なんていうこともする。

大人になってしまうと
学生の頃のような付き合いはできない。

個人それぞれの都合をうまく合わせて
時間を作っていかないと・・・
でも、それで会えれば嬉しさもひとしおだし、
互いにその時間を大切に思うことによって
密度の濃い時間になり、
結果、互いの心はなんとも言えない充実感で
満たされる。

大人になればなるほど
こうした時間を大切にしていきたいと
心から思えるようになるものだ。
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by mignon0701 | 2012-11-16 14:00

ある料理家の笑顔

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また今日もTVの話題になってしまうが
帰宅してふとTVをつけてみたら
普段、あまりメディアではお目にかからない、
でも有名な料理家の自分の店での1日が放映されていた。

彼は料理を作ることが心底楽しいようで
野菜の切りモノをしながら、
フライパンを振りながら、
そして鍋の中の様子を見ながら、
「ね?料理って楽しいでしょう!」
とにこやかに話していた。

それが”メディア向けの笑顔”ではなく
”心からの笑顔”だったのがカメラを通じて伝わってきた。

閉店後、深夜にスタッフと賄いを食べながら
楽しそうに反省会をして
3時には店の屋根裏の自分の部屋へと戻っていく。

そこには簡易ベッドがあって
そこで料理に関する本をずっと読んでいるらしい。

彼は60歳を超えていたが
子供のような探究心、好奇心を持ち、
それらを”料理”というフィルターを通して
表現していく。

仕事が、いや、料理を作ることが楽しくて仕方がないようだった。

その笑顔と屋根裏部屋に戻って
本を読んでいる姿が
私の頭の中に深く、深く刻まれた。

屋根裏では当然、ひとりなのだが
その時間を心から愉しんでいるようで
今の時点で決して満足はしていなく
「明日は、そしてこれからは
 どうお客さまを楽しませようか?」
そんな思いが伝わってくるようだった。

モノ創りの原点ってこういうことなんだよね。
”ツラい””苦しい””疲れた”なんて思ったら
その気持ちはすぐに素材に反映されてしまう。

放送時間こそ短かったが
私にとってはギューっと濃い内容の詰まった
プログラムに感じられたし、
「TVつけてみてよかった・・・」と
なんだかひとりで感動してしまった。

彼のような自分の仕事に対して
前向きで純粋な心をいつまでも忘れないようにしないと・・・
と心にポッとちいさな灯が灯った。
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by mignon0701 | 2012-11-15 14:00

子供のころに還った気分になった

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昨日、TVで”E.T”を放映していた。
思わず見てしまったが
一気に子供のころに還った気分になってしまった。

当時、この映画はものすごく人気があって
私は母と妹と3人で上野の映画館に行ったのだが
すでに長蛇の列ができていて
整理券が発行されていた。

順番に渡される整理券を見ながら
「もうすぐ!もうすぐ!」とワクワクしていたら
「はい、ここから次回の回です。」と
私の目の前でロープを張られたのが
今でも鮮明に覚えられている(笑)

大画面で見た子供達がE.Tと一緒に
自転車に乗って空を飛ぶ場面にわくわくドキドキし、
E.Tが死んでしまった時には
思わず泣いてしまい、
次に生き返った時には
思わず「よかったねぇ!」と母親に話しかけてしまった。

昨日放映されていたのは
未公開映像も含めたCGと取り込んだ
’02に放映されたものだったが
今ではいい歳になってしまった俳優さんや
女優さんの子供の頃の顔もなんだか微笑ましかった。

映画や音楽は
見たり、聞いたりしただけで
なぜかその頃の年齢や時代に還れるから不思議なものだ。

ときどき、こうしたノスタルジックな気分になれるのも
いいものだ。
なんだか心が洗われたような、
そんな気持ちになれてその日の夜は過ごせた。

そして質のいい睡眠がとれたのは言うまでもない。
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by mignon0701 | 2012-11-14 14:00