日々の暮らしを愉しむ

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「お友達がいたねぇ^^」

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昨日のことだ。
いつもパンを買いに来て下さる赤ちゃん連れのお客さまと
いつもの他愛のない話から
ご自分のお子さんの話になった。

「この子はちょっと障害を抱えているから・・・」
と一度おっしゃったことがあったのだが
そのお子さんが私と同じ病を抱えているのが
話しの中でわかった。

私はごく親しい人にしか話してはいないのだが、
その話をふと、したとき、ぱぁーっと彼女の顔が華やいだように見えて
次の瞬間「〇〇ちゃん!お友達がいたねぇ^^」と微笑んだ。

その微笑みは何と言ったらいいのだろう。
安堵にも似た何とも言えない微笑み。

それから病院の話や検査の話など
パン屋さんでするような会話ではない会話(笑)が続いた。

私の場合は治った!とほんの何年か思っていたら
再発してしまったから、ましてや人には言いたくなかった。
そこで同情されてしまったり、気を使われてしまっても
困るし・・・

でも、そんなこと思っていたら何にもできない。
このちいさな”お友達”の為にも
私も日々、ていねいに仕事し、丁寧な暮らしを心がけようと思った。
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by mignon0701 | 2012-02-29 14:00

考えすぎてしまうが、案外、結果はシンプルかも

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昨日、確定申告を終えた。

私はどうも数字にニガテ意識があって
こういった書類も全て人任せで今まで”逃げて”きた。

でも、今年は逃げてばっかりいないで
真っ向から向かってみようと、思ったのだ。

きっかけは親しくしてもらっている近所の商店を
営んでる友達のひとこと。
私が確定申告を考えると気が重いことを話したら
「けどさー、入るのと出るのだけ書きゃいいんでしょ^^」

・・・確かに。
何を思って逃げていたんだろう???
自分でも自分がわからないほど逃げていた。

スタッフに協力してもらって1年間の数字をまとめて
いざ!税務署へ!

予想したとおりの込み具合で
書類の書き方がうまくわかっていない人たちのブースに
案内されると、待ってる人達も多くてイライラ。
指導する側もイライラでそれはそれは殺伐とした雰囲気だった。

そんななか、やっと順番が回ってきたと思ったら
担当の人はイライラの絶頂だったので
「待ちますから彼女ではない人にして下さい。」
とお願いしてみたら別のブースに案内された。

そこは青色申告会のブースだったが、
専門用語やなぜ、こういった計算になるのかを
根気よく、丁寧にわかる言葉で教えてくれた。
そしてそんな彼らは休みを返上してのボランティアと聞いたのも
驚いたが、ひとりの方がこんなことをおっしゃった。

「個人事業主さんは今、大変な時期です。
 だからこそ、色々は人と会って話をして交流を深めたり
 しながら情報を集めたり、知恵をつけていくことが必要だと思います。
 ですから節税はして下さい。
 脱税は絶対にいけませんが(笑)
 私たちは企業に守られているのではなく、
 自分自身を自ら守って、お客さまを守らなくてはならないのですから。」

私の数字のコンプレックスはその日でだいぶ溶けた。

個人事業主は何でも自分が”法律”
キツくするのも、弛めるのも自分の意志ひとつだ。
それを肌で感じた実りのある1日だった。

正直、商売というものはラクになることはないと、思う。
でも、それが自分で選んだ道なのだから
また今日からゆっくり自分のペースで歩いていこうと思っている。
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by mignon0701 | 2012-02-28 14:00

誰かと何かを生み出す

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私たちはみんな誰かの助けや協力、そして支えがあって
初めて地に足をつけていられる。

そんなことは誰も意識していないに近いだろうが。

よくそれを感じるのはやはり自分で商売をしているからだろうか?
お付き合いで近所の同じく商売をしている人が
なんてない話をしがてらパンを買ってくれたり、

個展をmignonで開いた主宰者がうちのパンを
自分のお客さまに薦めて下さったり、
常連さんが「実家の親や普段なかなか会えない友達に
ここのパン、食べてもらいたいから。」と
配送を頼んで下さったり・・・

今、日々自分でこれからのことを考えていて
そのことで家に帰るとアタマがいっぱいになってしまうのだが

答えは自分自身がわかっているのだろう。
それの後付けを探しつつ
これからの自分を探していきたいと思っている。
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by mignon0701 | 2012-02-24 14:00

一歩ずつ歩いてみる

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今の私の住まいは新築では、ない。
建築条件が色々あって新築を建てることができなかったのだ。

でも、この地域は土地勘があったし、
子供の頃からよく歩いていた場所。
迷わずこの場所に決めたのはそんな背景があったからだ。

古い家の壁やら天井やらを剥がしてみて見れば
土台や柱はしっかりとしていた。
ある程度年数のかかっている建物は
作りが丁寧らしい。

さて、それを自分に置き換えてみると、私はどうなんだろうか?
結構、いい年齢になってきている。
自分自身で「そろそろ分岐点なのかも・・・」と
ここ最近、肌で感じるようになってきている。

何を?
いろんな面で、いろんな事を。

こないだの記事で書いたが、やはり同じく自分の将来について
考えている友達と話したらより一層、色々と考えてしまっている。

私自身、まだまだ柱に例えれば細くて
木の質自体が柔らかいような気がする。
「あれ?昔はもっとどっしりと立っていた気が・・・」とも
感じるが、あのころはきっと若気の至り(笑)

いろんな経験を積んで、喜怒哀楽も積み重ねて
そしていまここに立っているわけだから
これからどんどん落ちていくであろう体力なども
踏まえつつ、緻密にこれからのことを考えていきたいと思っている。

一歩ずつ、踏み出して、一歩ずつ歩いていく。
スピードこそゆっくりになったが
歳を重ねるごとに私らしさが出せればそれがいいんだ。
焦っても何も始まらないし、躓いたり、転んだりしてしまえば
また歩き出すのには時間がかかってしまうのだから・・・
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by mignon0701 | 2012-02-23 14:00

ちいさなやさしさ

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お店の隣は今、二世帯住宅を建設中だ。
昔はお豆腐屋さんを営んでいて
そこのおばあちゃんはきっと長年の仕事のキツさからだろう。
今では両手に杖をつきながら歩き、
デイケアに通っている。

お隣さんだからうちもいろんな事でお世話になっている。
先日、彼女から「町会でバスツアーに行ったからおすそ分け。」
とまだまだ固いつぼみのポピーを頂いた。

体は思うようにいかなくなっても
それでもいろんなところに出ていく。
そしていつも笑顔を絶やさない・・・
そんな彼女のちいさなやさしさが心にしみた。

次の日、
店で暖房をかけながら仕込みや事務仕事をしていて
ふと、横を見たら、あの方そうに見えたポピーが
2輪、ポンっと開いていた。

蕾の”カラ”はまるで蝉の抜け殻のように下に落ちて・・・

店の中に一瞬にして春が訪れたようになり
仕事をしていても心が弾んだ。

生物の変化はこうも人の心を穏やかにしてくれるものなのだと
実感した出来事だった。
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by mignon0701 | 2012-02-22 14:00

みんな、それぞれ考えている

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お客様でもあり、友達でもある人から朝、
”お昼でもどう?”とメールが届いた。

店で雑務をキリのいいところで終わらせ
待ち合わせの場所へと向かう。
そんな道すがら、日差しが暖かだったので
自転車を走らせず、のんびりと普段通らない道を
通ったりしながら歩いてみた。

普段とは違って見える景色がなんだか新鮮に見えて
忙しい合間をぬって誘ってくれた友達と
さまざまな話題で盛り上がった。

お茶を飲み終わって別れようとしたら
別の席にやはりお客さまだが親しくさせてもらっている
友達とばったり!

「あれ?今日、休み?」とお互いに言い合って
しばし会話を愉しんだ。
彼と互いにゆっくりと話すのは初めてで
いつも仕事がらみや店にパンを買いに来てくれるときに
会話する程度だったので、新鮮な時間に感じた。

そして自分の、そしてパートナーとの将来を
どう考えているか、そういったことを中心に話したわけだが
そうやって自分の気持ちを口に出してみたり、
あるいは紙に書いてみたりすることによって
自分を客観視できるし、
会話をすれば相手の反応も見れて
自分自身にとってもあらたな発見が見出される場合が、多い。

自分にとっても”近いであろう将来”がなんだか
この日でより明確になった気がして嬉しく思えた。

みんなそれぞれ、いくつになっても自分の将来は
見えないのだから不安に思って当然。
でも、それぞれ、試行錯誤しながら自分の人生を
デザインしているのだ。

さ、私も日々の暮らしを引き続きデザインしていこう。
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by mignon0701 | 2012-02-21 14:00

simpleな暮らし方 18

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ここのところ無意識にTVを眺めていると
女性で離婚したり、難病を抱えながらも
ガンバって自分のしたいことをしている人たちを多く目にしている。

みんな自分の人生の局面に立ち憚ったときに
「いままでの生活で本当にいいんだろうか?」と
考えるらしい。

そして、自分の心や身のまわりをシンプルに削ぎ落としていき、
「これだ!」という道を見出しているようだ。

じゃ、私は?

私は日々の普遍的な日常が
ほんの少し、視点を変えただけで
輝いて見えることを色々な人にお伝えしていきたい。

その手段としてパンを焼いたり、今年から始めたギャラリーを
営むことを選んだ。

パンは「すぐおナカがすく。」「お菓子代わり」という
通常の概念を覆すべく
”パン本来の日常の様々なシーンで活かせる、ということの
 提案”をし続けている。

そして”作る愉しみ”も実感していただきたいから
今後は教室も復活させるつもりでいる。

パンの焼ける香りはなんとも幸せな気分になれるし、
季節の変化をパンという私たちの日々のテーブルには
常にのぼっているものを通して
「今日は寒いから水温を上げて作ってみよう。」とか
「暑いから生地を涼しい所で発酵させよう。」などと
まるで”いきもの”を扱うが如く”彼ら”を扱い、
そうやっていくことによってこの”いきもの”から
学ぶことがどれほどシンプルなのかに驚かされるはず。

”食べる喜び”、”創る悦び”、そして”鑑賞し、使うよろこび”
それらを伏せてお伝えしていきたい。

私の店では、ギャラリーは個展を主宰する側も
場所を提供するこちら側もじっくり、ゆっくり
顔を見合せて何度も話し合うという、なんともアナログな方法で
当日を迎えている。

そして個展を主宰する本人には極力全部の日にち
在廊していただく。
・・・それはせっかくその方を目当てに来て下さる
お客さま方をがっかりさせないため。

誰しも作り手と直に話ができるという時間は
お互いに有意義な、そして充実した時間が過ごせるはず・・・
と信じているから。

受け入れなくてはならない自分の体の現状。
そして現在の店の形態、これからの形態・・・
まだまだ見直すところや視点を変えていくところはあるし、
その作業をしてみれば
まだまだ無駄を削ぎ落として生まれてくるものはありそうだ。
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by mignon0701 | 2012-02-18 14:00

simpleな暮らし方 17

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simple,シンプル・・・とここのところ書き綴っているが
シンプルに暮らすってこうも考えられる。

何も全てを簡素化するのがその人の性に合ってるとも限らない。
そして「さぁ!身のまわりをシンプルにしよう!」と
ものたちをやみくもに捨てればいいというものでも、ない。

じゃあ、どうすれば?

要は自分の意思で手に入れたものは
大切に使って、そのものを全うする・・・とも考えられるはず。

たとえば、この人参。
葉っぱも泥も付いている。

泥はきちんと洗い流すとして、葉っぱもサラダで美味しく食べれる。
(もっと食べたければ”水耕栽培”というテもある)
皮はできるだけ削ぎ落としたくはないが、
削ぎ落とすようであれば、皮は炒め物にも
漬物にも、またスープストックにもなる。

そしてきれいに剥かれた人参本体は
生のままや茹でたり、炒めたり、はたまた煮込まれて
私たちの胃袋へと入っていく・・・

食べ物に関してはそうだが、
服や装飾品、雑貨、本、家具などに関しては
購入する前にたくさんの欲しいものを見て、悩んで
そして決断すれば長く使うし、
たとえそれが傷んできても愛着があるであろうから
直しながら、またリメイクなどしながら、愛でながら
ともに長い時間を過ごすだろう。

そして本当に自分のなかで全うしたと判断したのであれば
次の大切にしてくれる人に譲ったり、
処分するにしても愛ある”さよなら”の手段をとるはず。

それを今、自分の身の回りにあるものや
これから購入を検討しているものに当てはめてみてはどうだろう?

かのパスカルは”人間は考える葦である”とも言っているし、
美食家のブリア・サヴァランは
”あなたの今、食べてるものを言ってみよ。
 あなたがどんな人なのかそれでわかる。”などと言っている。
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by mignon0701 | 2012-02-16 14:00

simpleな暮らし方 16

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よく”無人島にひとつだけ持っていくとしたら
あなたは何を持っていきますか?”という質問を聞く。

選択肢はさまざまだろう・・・

私なら今のところ、手帳だろうか・・・
本もいいかもしれない。
何もないところで時間もわからない場所で
読んでいくごとに感じ方は変化していく。

学ぶことは多いだろう。

だが、手帳なら自分の気持ちや思いついたことを書き綴れる。
気持ちの変化に気づいたり、あらたな自分を”書く”という
作業から発見できるかもしれない。

”ひとつだけ”
と限定されると、私たち人間には多かれ少なかれ
”欲”という感情があるわけだから
いろいろと考えてしまうだろう。

でも、もしかしたら何もいらないかもしれない。
何にも持たなくて無人島についてみれば
私たちが持ち合わせている”知恵”を働かせてみれば
きっとそこには代用できるモノたちが
たくさんありそうだし、なんとかなるかもしれない。

生まれてくるとき、私たちは何も持たずに
母を通して生まれてきた。
私たちの命がやがては終わるときだって
何も持たずに”手ブラ”で魂だけ天国へと向かう。

仙人のようだが、simpleの極値って
何もなくても大丈夫、なんとかなる・・・という気持ちなのかもしれない。
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by mignon0701 | 2012-02-15 14:00

simpleな暮らし方 15

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私たちの1日の生活の流れを振り返ってみると
それらは普遍的で
目まぐるしく感じてしまうのは
もしかしたら本人の意識や気持ち次第なのかもしれない・・・
と、ふと思った。

私自身、1日のうちで何かをするときに
「あ!今、これやっちゃおう!」と
突発的に動いてしまう時が多々ある。

独りであればそれが一番効率的なのかもしえない。
だが、それが2人、いや、それ以上の人たちと
一緒に作業するとなるとそうはいかない。

そうしてしまえば互いの”歯車”や”輪”が狂ってしまう。

いつも何かあると相談している主治医の方と昨日話したときに
「すべてを複雑に考えないで簡素化するといいのよ。
 それには今、自分の目の前の仕事をひとつずつ
 片づけていくこと。
 それが終わったら初めて次の作業へ進んでいくの。
 あなたにはそれが大変なことだけど、
 今日これからすることを小さいことでも
 紙に書き出していくの。
 そしてできたら消していく・・・
 それから、その間、他愛のない話や
 お茶や美味しいお菓子を食べたりしながらの
 休息も大切よ。」と言われた。

慣れるまで私にとっては遠い道のりだが(笑)
1日の流れをよりシンプルにしていくための
”訓練”のようなもの。

ここのところ”simple”という言葉をキーワードにして
綴っているが、綴れば綴るほど
奥の深い言葉だな・・・と実感している。
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by mignon0701 | 2012-02-14 14:00