日々の暮らしを愉しむ

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晩夏のサンタクロース

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プライベートで精神的にまいってしまうとき、
私は大概、パスタの”ミートソース”を作る。

それは私の祖母のレシピなのだが
懐かしく、大好きな味。

子供のころ、なんの心配もなく
ただただ毎日が楽しくて、あっという間に時が流れて
大人になるにつれて、いろいろな経験を積むたびに
人としては成長できるのだが
心が折れそうに苦しくなってしまう時も
必然的に増えてしまうのが現実。

祖母はもう25年も前の秋に亡くなってしまったけど
母にそのレシピは受け継がれて
私が疲れているな、と悟ると
彼女は祖母のよく作ってくれていた
洋食を作ってくれる。

舌の記憶であの周りがいろんなことから守ってくれた
懐かしい時代に気持だけが戻れて穏やかな気分になれるのだ。

そんなある日、友人から「今、うちで全然使っていなかったお鍋が
出てきたんだけど、よかったら貰ってもらえないかしら?」
とメールが届いた。

ありがたく頂戴するとお返事したら
「実はもう送ったの。事後承諾でごめんなさいね。」
とのお返事。

彼女は不思議な存在の持ち主で
私がプライベートで精神的にまいっているときに
なぜか、それもタイムリーに連絡をくれる。

そしてそのたびに
「今のあなたに役に立つと思って・・・」
と贈り物をくれるのだ。

・・・そして今日の午前中、おみせに大きな荷物が届いた。

開けてみると
話にあったお鍋の他に、さまざまなカレーのレシピや
たくさんの種類のスパイス、その他キッチン周りのもので
どれも不要なものなんてひとつもないほど
嬉しいものばかりだった。

そして手紙が美味しい茶葉と一緒に添えられていて
「貰ってくれてありがとう」と
丁寧な彼女の性格そのものを現わす文字で書かれていた。

私にとってはサンタさんからの贈り物にしか思えなかった。

Mさん、本当にありがとう。
私、もっと頑張るね。
あ、ゆるーくではありますが・・・
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by mignon0701 | 2011-08-31 14:38

思考と行動は別な時が多いかも?

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私たちは日々、大なり小なりいろんなコトを考えているが、
実際にそれをその通りに行動に移しているか?と言ったら
いささか疑問に感じることは、多い。

それは急用が入ったり、
考えてはみたものの、どうしてもそんな気分になれなかったり、
考えてから行動に移すまで、あまりにも時間がかかりすぎて
体力がついていけなかったり(笑)

職業柄、自分の仕事はもちろん、自分で考え、
それに対して出た結果でまた次の策を練るわけだが
・・・正直、なかなかそうはうまくはいかない。

どうしても心が折れやすくなってしまうと
私はすぐに誰かに相談してしまうのだが
結局、最後は自分が決断を下さなければならない。

例え、それがあとあとどんな結果になったとしても。
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by mignon0701 | 2011-08-29 11:10

研ぎ澄まされる五感

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人によって異なるのが”五感”だが、
これはいったいどこで形成され、研ぎ澄まされていくんだろう?

・・・ときどき、そんなことを意識する。
幸い、私たちの生まれた国には四季があり、
それを鍛えるにはとてもいい環境にいると
日々感じている。

冬の冷たい空気を頬に感じ、息を吸い込むと
更にそれを強く感じることができ、
春は日ごと目を楽しませてくれる草花に息吹きに
わくわくしながら、鼻を花の方向へと向かわせる。

梅雨の時期はジメジメしていたとしても
農家の方や自然界には不可欠。
それが過ぎれば蝉の鳴き声とともに
夏の暑さと入道雲、そして日差しの眩しさを連れてくる。

気づけば空はいつのまにか高くなって
心なしか1日の寒暖差が出てくる。
秋の木々は赤々と美しく色を変化させていく。

これらはおそらく年齢や世代、
住んでいる場所によっても五感の感じ方は異なるであろう。

そしてそれイコール私たちは色々なことを想像する。

ジャンルはどうであれ
”ものづくり”に携わっている私たちは
特に、五感を研ぎ澄ますこと、
そして、想像、妄想することが
いかに大切なのか、ふとした瞬間によく感じるものなのだ。

いくつになっても夢を見ることは大切だし、
生きていくうえでもとても大切なことだと強く思っている。

そしてひとりで何かを感じるだけではなく
自分の身の回りにそれらを分かち合う人たちが
常に存在していること。
これも不可欠。

人の細胞は日々衰えているとは言うが
衰えないものだってあるのだ。
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by mignon0701 | 2011-08-26 20:47

気付かなかった美しさ

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昨晩、自宅に戻ってからゴミを捨てに行こうと
再度玄関を出たら、我が家のすぐ近くの塀で
蝉が生まれた瞬間を目の当たりにした。

翡翠色に輝く美しい羽根。
オニキスのようにきらめく瞳・・・

思わず見入ってしまった。

こんな瞬間なんてめったに見れることではないだろう。
蝉は約8年もの間、土中深く、深く蹲っていて
やがてこうして外に出てきても
1週間という儚い命。

種類は違うが、かのガレもあの蜻蛉を見て
その羽根の美しさに魅入られたから
あんなに美しく昆虫を表現できたのだろうか?

日々の暮らしがが以前よりも少しだけ
ゆっくり過ごせるようになったからだろうか、
庭の草木の成長を眺めて
これからの庭を想像したり、
自転車やお散歩で外に出てみれば
見上げた空の美しさに感動したり、
自然とも接する機会が増えたような気がする。

誰しも殺伐とした時間を過ごしていれば
廻りを見る余裕もなければ
心もどんどん枯れていってしまう。

それまで枯れかかっていた私の心は
それまで時間や日々に追われるように
過ごしていた頃を取り戻すかのように
気付くことのなかった美しさに
視点が動いていってるのかもしれない。
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by mignon0701 | 2011-08-24 08:40

誰しも色々な可能性を秘めている

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先日、今年初めて会った友達と話をしたときのことだ。
彼女はもう今の職場を去ることは決めている。
そして過去には凡人にはなかなか体験できない
キャリアを積んできた人。
はたから見れば羨ましいほどの・・・

そして色々なことが、それも人並み以上にできる
力も備え合わせている。

・・・そんな彼女がこれから何をしたいのか
漠然としていて形にならない、と言う。

店舗や教室、アトリエを構えたい人はゴマンといる。
でもそれを実行できる人は実際どのくらいいるのだろう?

話をしていた時、彼女は
「たぶん、あまり経験がなかったりした人の方が
 勢いよく始められると思う。
 こういうのって始めちゃったもん勝ちみたいなとこ
 あると思うから。」と言っていた。

確かに、そうだ。
「わかんないけど、やりたいんだもん!
 資金がどうこうなんて言ってらんない!
 場所見つかったんだから始めちゃいましょ!」
と始めてしまってから軌道修正したほうが
うまくいく場合もある。

思うに人生の中には様々なタイミングがある。
チャンスの神さまには前髪しか付いていない。
だから、ほんの少しでも、
たとえそれが階段を上っているあいだでも
思い切って”二段飛ばし”でもしながら
一気に駆け上がってしまったほうが
自分にとって大きな転機になる場合だってある。

私からすれば(おこがましいが)
彼女ならまずは沢山のできることをひとつに
絞り込んで始めてみれば
引き出しはいくつでもあるのだから
とにかく動き出してみればいいのに・・・と思う。

でもそれはあくまでも第三者からの
客観的見方でしかないわけだが。

そうなると私は周りからどう映っているんだろう?
と、ふと思う。
案外、こういうことってときどきちょっとしたときに
気になってしまうものなのだ。

だって、私自身、今現在定休日に色々なイベントに
参加していることによって
以前主宰していたパンと料理の教室を閉めているし、
できればそんなに遠くない将来に
また新しいスタイルで教室を始められたら・・・
と目論んでいるからだ。

でも、真剣に考えれば考えるほど
そのタイミングを見計らうのに関しては
最近、妙に注意深くなっている自分がいるような
気がしてならない。
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by mignon0701 | 2011-08-23 08:19

少しずつ種をまく作業

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photo by Mr.TOKESHI's friend


普段からクリエイターの人たちとお仕事をすることが
ほんの少しずつだが増えてきた。
それと同時にそのようなモノを作りだす人たちとの
出会いも必然的に増えてきている。

少し前に近所の開店当初からのパンのお客さまであって
ギャラリーを主宰してらっしゃる
高森寛子さんのギャラリー”ギャラリーたかもり”との
合同イベントを行った。

沖縄の名護でご夫婦で漆器を創りあげている
渡慶次夫妻の作品であるスプーンを
mignonで作るランチを融合させよう!
といった内容。

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photo by Mr.TOKESHI's friend


初夏に入ってからmignonの
定休日とパンの焼き上がり時間が変わった。
自分たちのおみせのこれからを見据えて
いろいろと話し合って
「こうやっていくことがもしかしたら
 今の自分たちにも、これからのmignonの為にも
 いいのかもしれない。」
・・・と出した結果だった。

そうしていくことによって一週間のうちに
1日だけ休める日にいろんなところへ行って
いろんな人に出会えるようになった。
(残りの定休日はイベント参加、もしくは仕込みで
 店内を閉めながら仕事をしている)

その”種蒔き”を今、少しずつしている。
それが来年、例年通りと違う芽が出て
やがては花が咲くことを想像しながら
私たちは日々、仕事に臨んでいるのだ。
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by mignon0701 | 2011-08-22 09:42

食パン専門店

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photo by Y.S

約10年前のこと。
ひとりでカフェを開いた。
そこは大家さんが他界されたと共になくなった。
それは開店してから約5年後のこと。

そして同じ区内でお店ができる物件を探し
やっとのことで見つけた小石川という地。

そこで再出発したが、さまざまなことが
身の回りに起こって場所はそのまま新体制に変わって1年半。
お店自体は始めて3年が過ぎていっている。

ここでベーカリーカフェと雑貨の店舗を
営み始めたころは、ハード系のパンやベーグル、
雑貨はファイヤーキングなどだった。

でも自分の求めている雑貨とは違っていたし
(雑貨担当は別の人が行っていた。)
ハード系のパンはそんなに受け入れられなかった。

あるとき、常連さんに思い切って
「どんなパンが食べたいですか?」と聞いてみた。
すると大概の方が
「国産小麦と天然酵母のパンって体にいいのは
 わかっているし、子供にも食べさせたいけど
 ・・・でも私自身は甘くてやわらかいパンを
 幼いころから食べつけているから、そういう
 パンの方が和むのよねぇ・・・」とおっしゃった。

でも、そうやって彼女たちの素直な声が聞けて
毎日食べたくなるようなほんのり甘くて
おなかにたまって、ちょっぴりやわらかくて・・・

そんなパンを作っては試食していただいて
今のパンの基盤が生まれた。

次は”名前をつける作業”だ。
試食されたひとりのお客さまが
「近所のお店やいろんなところ調べてみたら
 まだ商品名に”小石川”ってついているものが
 ないのよ!!!」とおっしゃった。

そして加えて「早いもん勝ちよ、こういうのは!」と。
一番プレーンな”食パンは”小石川ブレッド”と名づいた。

そこからは季節ごとのフィリングを入れて
変化を付けたりしていたが
相変わらず子供向けの小さいパンも作ったりもしていた。

でも、それらはお店の定休日に出展している
イベントではよく出るが、
店頭では芳しくなく、むしろさまざまな食パンたちが
普段の食卓にのぼる用の外に”おもたせ用”としても
出るようになった。

食パンの中に入っているフィリングが
おそらく他のお店にはないものが多いからかもしれない。

お店が新しいスタッフが入って新体制になってから
雑貨は手作りの作家さんたちによるものに変わり、
小さいパンを店頭で販売するのは思い切ってやめてみた。

そしていまでは焼き上がり時間も大幅に変更。
でも、ひとりできっと疲れた顔を周りに私が見せていたのか
色々な変化に対してお客さま方は口をそろえて
「よかったね!」とおっしゃってくださる。

最近、あらためて自分のお店をスタッフと客観視してみたら
食事用のパンしか見事に作っていなく
「あ、うちは食パン専門店って言っていいね。」
という結果になった。

国産小麦と天然酵母で作っているパン屋さんは
現在、ゴマンとある。
決して珍しいものではなく、お客さま側の選択肢の
一部となっているに過ぎない。

だとしたら、うちの立ち位置というものは
どんなものなんだろう?
「mignonのパンって?」と問われたとき、
私たちならどう答える???

答えは案外、シンプルなものだった。

今日も「明日の朝は何にしようかな。」
「子供のお弁当にサンドイッチにするのにはどれがいいかしら?」
「今晩、こういうお酒飲むんだけど、どれがいい?」
といったお客さまの問いかけに
私たちは食パン片手に応えていくのだ。
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by mignon0701 | 2011-08-19 09:01

不要なものを排除する作業

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photoby Y.S



今日からこのブログを生まれ変わらせる。
・・・というのもこのブログを書くにあたって
ある”しがらみ”があった。

でも、それを排除して、他愛のない、そして
自分自身の気持ちを思いつくがままに
自由に書くことに変えることにしたのだ。

私は東京の文京区小石川という
のどかな住宅街で食事用のパンを作ったり
手づくりの作家さんの雑貨を扱う店を営んでいる。
来年にはもう少しお店自体に変化をもたらそうと
目論んでいる日々だ。

日々のパン作りにしても
毎日の暮らしにしても
大なり小なり、当の本人はいつもと変わりない
と思いながらやっていても
ハタと気がつくと
無駄なものが見えてくる瞬間がある。

そんなとき、じっくり、そしてゆっくり考えながら
無駄をそぎ落とす作業をしていくのだ。

実はもう何年もその作業をしているが
そのときの年齢や生活環境、
自分を取り囲む人たちの環境などで
”無駄”の価値は往々にして変化していく。

この作業は自分の中ではとても大切なもので
何か自分の中に変化が起こると
おのずと行っているような気がしている。

いつのまにか重くなってしまったカラダは
実はカラダではなくココロなのかもしれないのだから
仕事をするうえでも、
また快適に暮らすうえでも
必要な作業のひとつなのだ。
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by mignon0701 | 2011-08-18 08:57

【内面的な安定、心の余裕】

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ものづくりをしている私たちにとっては
それらをするにあたっては
修道女や僧侶のように
常に平穏な心や内面的な安定を必要とする
のではないかと、思う。

でも、それがなかなかできないのが、人間。

ものづくりにあたっては
”それらがいい方向へ向かっていく為の”
スタッフとの衝突も否めない。

当然、仲良しパン好き仲間サークルではなく
私たちが作るものに対しては
お客さまがお金を支払って
お買い求めくださっているからだ。

イベントを主宰する際にしても、そう。

なんでもひとつ、ひとつ
アレコレ考えながら真剣にやるあまり
心にいつの間にか余裕がなくなってしまうときだって
正直、ある。

でも、そういったことを乗り越えて
見えてくる光の眩しさったらないし、
自分たちの目標がある日、突然、
いろんな偶然が重なって叶う日もある。

お客さまから1円でも頂くからには
自分たちなりのBESTを尽くしたいと思っているから
嫌に感じる工程も(心の)
通らなくてはならない”道”なのかな・・・
とすら思っている。

そしてそれらを通り過ぎれば
”内面的な成長”やら
”本人たちにしかわからない充実感”が
待っているのを私たちは知っているから。
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by mignon0701 | 2011-08-16 08:47

【ロールちゃん】

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普段、体にやさしい食べ物を作っているからか
「食生活はマクロビとかですか?」
「お肉や甘いもの、好きじゃないでしょ?」
などと言われるが、とんでもない!

小さい頃からパンを主食にし、
輸入食材に囲まれ、和食なんてほとんど口にしなかった私。
ジャンクなものも大好き!
(ただ、なぜかインスタント食品は一切出なかったので
 ここ2、3年でやっとインスタントラーメンの
 作り方を知ったし、インスタントやきそばに至っては
 その作り方は私にとっては衝撃的だった(笑))

去年の夏は「疲れたなぁ・・・」と思うと
ジャイアントコーンが食べたくなったが
今年の春にこの”ロールちゃん”に出会ってから
私の疲れた心を癒してくれるのは
”ロールちゃん"にシフトチェンジした。

なんともいえないゆるーいパッケージ。
そしてOLさんがお休憩に4人で食べるのを想定してか
うっすら切れ込みの目印、という気配りもある。

そして食べてみれば
とってもジャンクな味。

でも、なんだか心がふにゃーとしてしまう。
そしてまた仕事ガンバろう!と
妙に前向きになれる。

甘いものはもしかしたら私にとっては
ヘタなドリンク剤よりもPOWERがでるかもしれない。

これとはかなり別モノで
生クリームものであれば
近所の大好きな近江屋洋菓子店の
ひとり分としてはかなり大きなショートケーキ
なんですがね^^

子供のころ、我が家には常にお菓子があって
それも”おせんべい”はほとんど存在せず、
クッキーやビスケット、チョコレートにキャンディー
そしてケーキやパイ類・・・と何かしらがあった。

食後には必ずデザートが出るのだが、
お昼間なら果物だが、夜となるとなぜか
ケーキやタルト、パイ類が多い
不思議なうちでした。
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by mignon0701 | 2011-08-10 15:30