日々の暮らしを愉しむ

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【書いてみよう】

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私が”活字中毒”なのはこれまで何度か書いてきた。
どんなに忙しくても、眠くても
1日の中で本を少しの時間でも読んでなくてはいられないのだ。

忙しければ眠る時間を削って、
眠ければお風呂の中でしゃっきりとしつつ・・・

そんなことをあるとき
私の尊敬しているモノ書きでもあり、
ギャラリーを経営している女性に
なんてない話からそのことを話した。

すると彼女はちょっと驚いて、でも嬉しそうに
「あなたのようにモノを生み出す・・・
 しかも食べ物を作る人が書くこと好きなの?」と。

それで好きな作家さんの話や
おみせのご近所に住んでらっしゃる
作家さんの話や
好きな作品の文体の話などに
どんどん話題は広がっていった。

彼女は年上の大人の女性だが
そんな話をしているときは
まるでクラスメイトと
昨日見たドラマの話をしているかのように
ふたりして話が止まらなくなって
はしゃぎだした。

「すごく意外だったけど、でも、ほら、
 芸能人やらましてや今は素人の人だって
 本書いちゃう時代よ。
 きっときっかけがあったら出せるわ。
 そのきっかけ待ちながら書いてみなさいよ。
 なんだかいい作品できそうな気がするわ。」
とおっしゃってくださった。

実はぽつぽつと書いているものは、ある。

それをきちんとまずは書いてみて
誰かに読んでもらおう。

こないだ急に時間がとれたから・・・
と「お茶しよう!」となった
外資系の社長(年上とはいえ友達)も
「みんな最初は無名なんだよ。
 なんかのきっかけで世に出る。
 それはいろんなタイミングなんだから
 とにかく自分のできることで
 動いてみようよ!」
と言われたのと同じ気がした。

自分の好きなことは
”モノを創ること”だ。

それはパンにしても何かを形に残すことにしても
共通する項目だと思っている。
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by mignon0701 | 2011-06-29 15:48

【日々の糧】

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なんだか最近、自分のしている仕事について
考えることが多くなってきた。

私の職業は”おみせやさん”である。
天然酵母パンとそれにあったランチを日々
作っているが、デザートや焼き菓子も作るし、
ジャムも作り、ケータリングやイベントなどの
食事も作る。

おみせでは雑貨も販売しているし、
時間に余裕ができたら
またパンや料理の教室も再開しようとしているし
いろんな作家さんたちと
いろんなことを(長期的にだが)企画したりも、している。

ある日、雑誌にもたくさん取り上げられていて
何年も前から雰囲気が大好きで
通っていた雑貨屋さんがあって
久々に時間ができたので行ってみた。

すると以前とはすっかり変わってしまって
呼び鈴を鳴らすと鍵を開けて入らせてくれて
(もちろん、中に許容範囲の人数がいれば
 待たなければならない)
入れば鍵をかけられてしまう。

そして出ていく時には鍵を開けてもらうのだ・・・

うちと一緒で打ち合わせもそこでしているようなので
話は丸ぎこえ・・・
「いろんな媒体に出てたって結構、ギリギリなんだ!」
とイラついた声が響いた。

そこでふと、思ったのだが
きっと、ほぼほぼどこのお店もギリギリが大半だろう。

商売というものは実に面白いもので
とっても繁盛する時があれば
「うちがなんかした???」と
不安にかられてしまうほど
誰もお店にお客さまがいらっしゃらない日も、ある。

でも、私はあえて”おみせやさん”を
自分の職業にした。

「雇われていれば毎月きちんとお給料ももらえて
 好きな服や雑貨買ったり、たまに旅行行ったり
 社会的にも信用もあるし、安定もしてる。
 でも、なんでそれを選ばなかったのだろう?」と。

自分でフリーで仕事をしていれば
自分が法律だから、様々なことが決めれるし、
何かがダメならやり直しもきく。

自由な分、自由じゃないところも
実はたくさんある。

知らなくていい哀しい思いやツラいこともある。
でもそれはみんな一緒。

日々の糧をどう選択するかによるのだ。

私は今の職業で本当によかったと思っている。
将来のこれからの展望はいろいろあるが
それをこなせる人になりたいから
細々と、でもながく、長くこのおみせを続けて
いこうと実は強く心に誓っているのだ。
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by mignon0701 | 2011-06-28 18:37

【ただ仕事としてではなく】

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つい最近、もしかしたら今年1年分のではないだろうか?
というほどの涙を流した。

ただその涙を流す前の自分の心境は
自分でも驚くほど冷静で
次、どうやって動いていこう、という
今までぼんやりと思っていたビジョンが
まるで3-Dの如く、明確に浮き出てきた。

そしてそんな境地に立たされたときに
本当は自分だって忙しいであろうに
飛んできてくれた友達もいたし、
メールですぐに連絡をくれたり、
それにも加えて私の涙の量は増えていった。

2件目のおみせを持ってから本当にいろんな出来事が起こっている。
そのたびにスクラップアンドビルドの繰り返し。

さて、今回は年齢のことはさておき
そろそろ落ち着く方向を目指したい。

泣くだけ泣いて、ガンガンするアタマを抑えつつ
そのアタマは少しずつクールダウンされていく。

そして二度目の冷静さと静寂さが
自分の中に静かに、でも確実に訪れてくる。

頭と心の中の棚卸をしていく。
「本当に自分のこれからやっていきたいことって、
 お客さまに提案していきたいことって
 いったいなんなんだろう?」
そんなことを考えていくと
だんだん様々なことが削ぎ落とされていき
シンプルでなおかつ明確な答えが出た。

それを生み出したあと
心に何とも言い知れぬ爽快感が広がり、
それらを具体化するようにどう動けばいいのか
そういったことで頭はいっぱいになるが
それと同時にものすごい疲労感に襲われた。

きっと相当量の流した涙のせいだろう。

私自身、今の自分の仕事を”ただの仕事”として
考えたことは一度として、ない。
生活の一部、なのだ。

だからどんなことが起こったとしても
ほんのちょっと「哀しい」「ツラい」と思っただけで
あとは楽しくて仕方がなくなる。

「楽しいだけじゃ、利益につながらないんだよ。」
とアドバイスしてくれる人は多いが
それは二の次にしてまずはこの仕事を愉しんでいきたい。
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by mignon0701 | 2011-06-25 17:54

【静かな暮らし】

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大人になって気付いたこと。

それは、子供のころは大人よりも
できることが少なかったから
多くの人たちが色々な方向から
守っていてくれた、ということ。

それを気付かずに疎ましくすら
感じる年代を経て
私たちは知らず知らずのうちに
大人になっていく。

そして大人になった今、
今度は弱き者を守る立場であるというのに
守るどころかそれすら難しいほど
弱い自分を目の当たりにして
驚愕する。

いつからこんなになってしまうのだろうか?

子供のころは”疑う”ということを
知らなかったから
なんに対しても純朴でいられた。

でも、大人になってみれば
いつの間にかなんでも疑ってかかる人すら出てくる。
いや、そんなことはせずに
相手を信じてみれば、びっくりする反応が
返ってくる場合もある。

そんなことを繰り返していくうちに
私たちはいつのまにか
子供のころの心を忘れてしまうのかもしれない。

でも・・・
それはとても残念なこと。

そういった人の嫌な部分のしがらみなどに
できればかかわらないように
静かに暮らしていきたい。
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by mignon0701 | 2011-06-24 08:48

【休日の愉しみ】

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パートナーがくれた今年の誕生日プレゼントは
自転車だった。
「ギアが変えられるといいんですよ^^」と。

それに乗って休日は銀座へ。
大好きなサビニャックの展覧会を覗き、
晩ごはんは築地の友達のおみせ
”はしば”へ・・・
http://www.hashiba-tsukiji.com/

ここではコース料理もそうだが
とにかく美味しいお寿司が戴ける。

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いつも写真を撮るのを忘れて
食べることをを愉しんでしまうのだが
お酒も充実している。

そしてご主人は
「ホントならこれはタレをかけるんだろうけど
 僕は塩の方が美味しいと思うんだよね。」
などと言いながら彼なりの解釈のお寿司を
心をこめてにぎってくれる。

それの、美味しいこと!

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ちいさなおみせだからこそ
丁寧な接客と丁寧な作り。
お客さまのことを考えた食事の提供・・・

どれも決して忘れてはならないことを
彼らは丁寧に日々行っているのだ。

それから彼の奥さんの作るパンも
やさしい味で、コースの突き出しで出てくる。

これも私たちの楽しみのひとつでもあるのだ。
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by mignon0701 | 2011-06-21 08:52

【おめでたラッシュ】

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おみせの常連さんが続いて”おめでた”の報告を
しに来て下さっている。

昨日、「安定期に入ったの!」と
おなかの写真を見せてもらったが
・・・本当に不思議。

自分のおなかの中で
新しい生命が育っていって
「もうおそとに出ても大丈夫!」となったら
自然と外の世界へと誕生していく・・・

一ヶ月早く出産予定のお客さまは
「もう胎動があるんだよー^^」
といとおしそうにおなかをなでていた。

出産のときはかなり苦しいらしいが
生まれてきたわが子を抱きしめたとたんに
「また産みたい!」と思う人が大半だそうだ。

私にも子供がいる。
・・・とはいえ”おみせ”という名の”子供”だが。
それでもそのおみせがどう育つかは
自分の仕事の持っていき方しだいなのだから
子育てと似ているのでは?
と勝手に想像している。
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by mignon0701 | 2011-06-17 08:27

【年月が経っても変わらない】

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ちいさな古い教会の向かい側におみせを持っていた頃の
常連さんが昨日、いらっしゃった。

お子さんを連れていらしたので
最初は気付かなかったが
仕事が落ち着いてふと彼女の顔を見てみたら
そのころの常連さんだとすぐ、わかった。

結婚して、子供を授かったのに
彼女のやわらかな雰囲気も
顔つきも全く変わってなくって
なんだか昔にタイムスリップした気すら覚えた。

私自身はというと・・・
本当に、随分と変わってしまったと
自覚している。

どうすればこんなにやわらかい雰囲気を保てるの?

そう聞いてみたいほど
彼女は全く変わらなかった。

きっとやさしいご主人と築いているであろう
あたたかな家庭がそうさせてるのかな?

お子さんものびのびと
そして笑顔を絶やさない
かわいらしい女の子。

いい時間を過ごしながら、
そしていい感じに歳をとっていきたいものだと
感じたひとときだった。
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by mignon0701 | 2011-06-16 08:51

【美味しいお皿】

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私たちの普段の食事は至って簡単なものだ。

例えば仕事が終わった後、
おみせにプライベートなお客さんが
突然やってくることもあるし、

イベントのあとに
おみせに参加した人たちが寄って
「食事していこう!」
となる場合もある。

我が家に戻っても
その日の気分やおなかの空き具合で
フレキシブルにメニューを変える必要も出てくる。

だから、気負うわけにはいかない。

気負ってしまえばゲストのみなさんは
「かえって悪かったかしら・・・」
と気を遣ってしまうし、
そんな雰囲気のなかでの食事は
当然、なんとなく重い雰囲気になってしまう。

だから毎回どんなときでも
その場にあるもので作るようにしている。

そうすれば気分は途端に軽くなり
必然的に愉しい食卓になるのだ。

”美味しいお皿”を作るためには
それはいい食材があれば
それに越したことはないが、
それよりもまず先に
本人が楽しく、そして気負わずに
準備ができることにかかってるのでは?

・・・と常日頃思っている。
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by mignon0701 | 2011-06-15 10:40

【ゆっくりと、それでもなるべく】

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ちいさな、ちいさな写真で見えにくいかもしれませんが
これはクラフトフェア松本に参加した時に
ある作家さんからの差し入れで頂いた
”道祖神”というお菓子。

ふくよかなカップルが寄り添うように
お菓子になっていて、味はやさしく
口に含むとなんだか幸せな気持ちになれるお菓子でした。


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後すがたもほほえましく
年とったらこんな風になりたいなぁ・・・
と思わせるカタチなんです。

私はちいさいころ”ころんころん”とした子供でした。
でも、オトナになってから
いろんな経験をするたびにその姿は自然と薄くなり
今では「痩せたね・・・」と
自分でも情けなくなるくらい?
いろんな人に言われてしまっています。

けど、仕事の方法を最近変えてからは
体の調子もいいのですが

そんなに印象に残ってた?
私の”ころんころん”時代!?

と少々気になったりとしているこの頃です。

仕事がら食事は”できるときに、急いで!”
となりがちなのですが
仕事のスイッチが入る前の朝は特に
のんびりと朝食を摂っています。

朝なので当然、咀嚼はノロいのですが
ゆっくり、ゆっくり、
それもなるべく水分と糖分を多く摂る。

やがては少しずつ体の内側が目覚めてくれる。

「食べることってね、実はとっても大変な行為で
 ”食べよう!”って気持ちを起こすのにも
 咀嚼するのにも大変なPOWERがいるものなのよ。」
と8年来のお付き合いのある婦人科の先生は
よくおっしゃってます。

今、私たちが食べているものは
明日以降の私たちの体を作っています。

そう思ったら、食事の時間は粗末にできないもの。

この道祖神さんたちのように
しあわせな歳のとり方をしたいから
今日もゆっくり、楽しみながら
生きていくために必要な行為のひとつ
”食べる”ということをしていきたいものです。
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by mignon0701 | 2011-06-14 08:14

【かわいいカップル】

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私のなかで密かに憧れてる女性がいるのは
ずいぶん前に書いたが、
密かに憧れているカップルも、いる。

彼らは夫婦ではない。
でも生活を共にし、お互いにオトナなので
つかず離れず暮らしているようだ。

一度だけ彼らのおうちにお邪魔したことがある。

ちいさなおうちで
とっても想像力にあふれた
チャーミングなおうち。

モノを生み出すことを生業としている
彼にはピッタリの環境。

みんなで食卓を囲んだとき、
バゲットをおみやげに持って行ったら
お庭から野草をスッと摘まんで
美味しいオリーブオイルと塩と混ぜて
ふるまってくれた。

出た料理もシンプルで滋味深かった。

そんなふたりに昨日会って
食卓を囲みつつ
なんてない会話をしたのだが

程よくお酒もまわって
外の風が心地よく感じたころ
彼らは家路へと帰っていったのだが

彼らを見送りがてら外に出たら
ふたりはスキップをしながら
手をつないで帰っていってた。

彼は50代、彼女は40代。
俗に言う”いい大人”世代。

なのにそうやって自然とスキップできるって
すごくステキだな・・・

こういうのって普段からしていないと
自然にでないもの。

日々の暮らしを彼らなりに
謳歌しているのがよくわかった一瞬だった。

私もいつか
そんなひとにめぐり逢えたらなぁ・・・
と思いながら「また来て下さいね。」
の思いを込めつつ
いつまでも彼らの後姿を見送った。
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by mignon0701 | 2011-06-09 09:24