日々の暮らしを愉しむ

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【周囲の声に耳を傾けてみると・・・】

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日々、mignonに来て下さるお客さまと
また、お教室に来る生徒さんと接していると
「はっ!」と気付かされることが
会話の中で多いこと、多いコト!

ことにお教室の生徒さんと
ちいさなお客さまの質問には
ビックリすることが、多い。

きっとみんな純粋に聞いてみたい
という気持ちからの質問だからだろう。

逆におみせやさんの立場からすると
こういう声って本当にありがたい。

「へー、こういう角度で物事を見てるんだぁ。」
と視点が広がるし、

「こういう観点から見ると、見方も変わるよね。」
と視野が広がる場合も、ある。

ちいさなお子さんを持ってるお母さんって
毎日が新鮮だろうなぁ・・・と思ってしまう。

それで修正することもあるし、
「やっぱりコレでいいんだ^^」
と確信する時もある。

自分の個性を貫き通すことももちろん大切。
でも、時々でもいいから
こうして周囲の声に耳を傾けてみると
意外な発見があるものなのだ。
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by mignon0701 | 2009-09-30 08:12

【古きもの、よいモノ】

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むかしから、古いものがナゼか好き。
自宅の食器なんかは1930年代のものを普段に使ってるし、
ヨーロッパなんかに旅行した日には
ひたすら蚤の市を廻って
”古いもの集め”にはげむ!

今の住まいはかなり古いマンションだが
あえて不動産屋さんに
「古い物件探して!」とお願いした。

当の不動産屋さんは思いっきり首をかしげていたが・・・

古い住宅だと、なにしろ収納が広い!
でも、畳に始まる”和”の作りは
なぜだか落ち着かないので
フローリングのカーペットを敷き、
おしいれの扉は取っ払ってしまって
別の扉なんかを付けてしまう。

時を経たものが身の回りにあると
なんだか落ち着くのだ。

来年のお料理教室は
実は少し趣向を変えようとたくらんでいる。

パンは当然、発酵食品だから
発酵食品大好きな日本人の私たちには、合う。
けど、パンって主食だけど
マナー上では
”口の中をリセットするためのもの”

昔からあって
私たちには切っては切れない食材を
しかも、あまりにも当たり前すぎて
何気なく使ってしまっていて
実はよく知らない・・・
なんてものが多いので
そんな存在の食材を使おうと思案中だ。

mignonは新築の物件だが
時を経た雑貨などを置いて
逆にお客さまに居心地よく過ごして頂くようにしている。

新しいものをわざと古く見せるのとは
やっぱり違いますからね^^
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by mignon0701 | 2009-09-29 16:26

【歩いてミルと】

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ふだん、何気なく通り過ぎているところも
ゆっくり歩いてみたり、
ふだん、通らない小道に入ってみたりすると
意外な発見が、ある。

夏から実家によく行く機会があって
自転車ではなく、歩いて見た。

そしたら見える!見える!

すっごくふだんの何でもないものが
すっごく魅力的に見えてきたのだ。

そりゃ、歩けば時間はかかる。
でも、その分ビックリするほど
視界が新鮮になることに気づいてから
この行為にハマっている。

以前から歩くのは大好きなのだが
デジカメ片手だと尚更なのだろうか?

今年はmignonのある通りの
はなみずきの並木道も
すでに赤い実がなっている。
紅葉も間近。

近所には緑も多いし、
これから自然の変化を見ながら
歩いて行くのもなんだか、たのしみ♪

秋の乾燥した空気を感じたり、
高くなった空を、移りゆく自然を、
いつのまにか出ている秋の雲を眺めたり、
ちょっと足を止めて
入ったことのなかったお店に入ってみる・・・

そういう楽しみ方だってできる。

秋の長雨に突入のようだが
それはそれで
我が家では長靴が出番を待ってるので

また歩こう^^
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by mignon0701 | 2009-09-28 07:58

【あこがれるもの】

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有形、無形。
あこがれの対象はさまざまだと思う。
また、そういったものがあることによって
私たちは日々頑張れるのかもしれない。

mignonを開く前、
里山に住む住民を募集していたので応募したことがある。
残念ながらハズれてしまったが

そこで今のmignonのような
おみせやさんを開きたかったのだ。

今でも自然に囲まれて生活のするのが
私にとってはあこがれなのだが。

自然に囲まれていると、時が経つのがゆっくり。

今の私たちは
ともすれば無形のモノにですら
追われているような感じがするが

欲を捨てて、いろんなモノをそぎ落としていけたのなら
こういった時間の流れ方をするのかもしれない。

でも、現実の私たちに
俗世間を捨てるのは、ムリ(笑)
まだまだ見たいものや食べたいもの
欲しいものはたくさんあるもの^^

人は誰しも自分にないものに
あこがれを抱く。

いまの私にはココロに少し余裕がないのかもしれない。
だって、あんまりにも1日が早く
流れていってしまってるから・・・
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by mignon0701 | 2009-09-25 08:16

【手仕事の美しさ】

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連休中にmignonに届いた招待状で
28日まで展示してあるユキ・パリスコレクションを
見てきた。

彼女のコレクションの美しさは雑誌で知っていたので
一度は見てみたかったのだが
時間が何時間あっても足りないくらいの充実度!

アンティーク雑貨や家具には目のない私なので
なおさらだったのかも知れない。

むかしは今ほど電気だってなかったから
細かいレース編みをして
失明する人が多かったという。

そして絹の生地に絹の糸で刺繍を施したものらは
家事などいっさいしなくてもいい環境の主婦の愉しみ。

どの作品も胸打つものばかりだったが
思うのは
本当に時間がゆっくり流れていたんだなぁ・・・ということ。

TVやラジオもなく
音楽といえばレコードからではなく
ピアノやオルガン、そしてバイオリンの生演奏や
宮廷音楽家の演奏するもの。

すべては上流階級のひとたちの愉しみだった。

今の私たちは
ともすると、いつだって時間に追われて
日々の生活を送っている。

便利だけど、なんだか寂しい。

私は好んで毎月何日か
TVを見たり、新聞を読むのもやめて
それこそ、誰かからのメールのさえも
返事をせずに本を読む日を
意識的に作っている。

そうすると本当に時間って
ゆっくり流れるんだなぁ・・・って驚かされる。

不便かと思うかもしれない。
でも、案外やってみると快適^^

リフレッシュ後、周りの音がやけに
耳に残るが、でもいろんなものが
デトックスされたような
そんな心地よさなのだ。

きっと、そういう環境じゃないと
手仕事の美しさはいきてこないのかもしれない。
周りの人工的な物が排除された(もしくはなかった)
時代だからこそ、美しいものが
つむぎだされたのだろう。

そういう時間を生み出すこと自体が
タイヘンになっている昨今。

少しの時間からでいいから
なんの外気音も入れない生活を
もし、まだ未経験ならば、おススメします。

必ず、新しい発見ができますよ^^
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by mignon0701 | 2009-09-24 08:31

【なつかしい町 5】

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昔から文豪や芸術家が多く住んでいたからか
この谷中には芸能人が実は多く住んでいる。

私の小さかった頃には
山口百恵さんが住んでいたそうで
私の記憶に残っているのは
毎日発声練習をしている田谷力蔵さんの歌声が耳に残っている。

それから毎日、近所では
お三味線や小唄のお稽古する声も
まるでBGMのように聞こえていた。

タカラジェンヌも多くて
元仲よしタカラジェンヌが共同で始めた
バレエスタジオには一時期通っていた。

発表会の舞台化粧は
もちろん!”まんま宝塚!”

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どんな人も色眼鏡で見ないで
人情アツク、おつきあいをする・・・
そんな下町気質が彼らにとっては
住みやすい環境なのかもしれない。

心が疲れて
久々に戻ってみたら
なんだか新鮮にこの町が心に映った。

自分にとってのふるさとや戻れる場所って
誰にとっても必要なんだと
強く感じた。

あなたにとってのふるさともそうでしょ?
この年になって、いまごろ
この存在が大きくて、実は大事なんだって
思えた。

なつかしい場所、あなたにとってはどこですか?
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by mignon0701 | 2009-09-18 08:17

【なつかしい町 4】

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昔から谷中には外国人が多い。

それは観光客だけではなく、住んでいる人も。
国際結婚でこの地にすんでいる方が
国際結婚が珍しかった頃から比較的多いからか?
それとも外国人観光客が多いからか?

地元のお年寄りですら
外国の方にモノオジは、しない。

例えば根津駅で
何やら地図を片手にきょろきょろしている
外国人を見かけたら
「あんた、澤の屋さん探してるの?」
と日本語で話しかけるおばあちゃんなんて
”普通に”いる。

そういえば私の母親も
私の外国の友達から電話がかかってきたときも
「はい^^ちょっとお待ち下さいねー^^」
と相手が英語で話しかけてきても
答えるのは日本語だったけ・・・

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ともすれば海外から来た方を見ると
緊張してしまう人だって多いはず。

でも、周りを見渡すと
例えば日暮里駅近くの”ゆうやけだんだん”で有名な
よみせ通り商店街にも
「あぁ、そのお店ならね・・・」
と日本語で堂々と対応している人が本当に多い。

近所に同じ飲食店を経営してる友達で
スイス人とインド人がいるが
彼らが「谷中ってみんないい人が多いから
日本に来て寂しいって感じた事はないんだよ。」
とよく言っているのがなんだかわかる気がする。

コトバはあくまでも道具であって
ココロがあればみんな国境なんて関係なくなってしまうのだから。
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by mignon0701 | 2009-09-17 08:12

【なつかしい町 3】

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この町は、神楽坂もそうだが
新しいものが古いものとうまく融合してしまう・・・
そんな印象が私にはある。

”クリエイター”という名の職業の人たちが
ここ何年かで本当に増えた。

お風呂屋さんをそのまま残し、
ギャラリーに生まれ変わって営業していたり、
長屋を直さずにカフェや雑貨やさんにしていたり。

新しく建て直さずに
古いものをそのまま生かして
中に新しいものを取り入れる、
そんなスタイルは大好きな町、parisとも同じ。

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私たちは日々
どんな職業の人もなんだか忙しなく
毎日を送っている。
それも、そうしないといられないかのように・・・

誰にでも均等に与えられた時間は24時間。

それをどのような環境で過ごすかによって
時間の速さは変わるものなんだ・・・
とここに戻ってくると実感する。

不思議とこの界隈は
ゆるーい時間なのだ。

それはおそらく歴史を隔てても
なお変わらない空間がそうさせているのかもしれない。

自然が豊富な田舎に行くと
急に時計を忘れて
思わず目を閉じながら
自然の声や風に耳を傾けてしまうのと一緒で。

”なにもそんなに焦んなくていいんだよ。”
と町に微笑まれてるような
感じを覚える・・・
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by mignon0701 | 2009-09-16 07:58

【なつかしい町 2】

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谷中で一番好きな季節は、夏。
近所の谷中の墓地の見事な桜並木も
甲乙つけがたいのが本音だが

おてんとさまに向かって伸びる朝顔
朝晩軒先には打ち水がしてあって
夏の日差しに漆黒に輝く。

バケツにヒシャクを持って
”アッパッパー”(ラクチンワンピース)を着た
オバちゃんたちが
「今日もお暑うございます^^」と話してる。

そんなのんびりした光景が大好きなのだ。

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”現役”の井戸も残っているし、
井戸水で作っているお豆腐屋さんの冷奴は
毎日でも食べたいくらい美味しい。

夏の間だけ”おバケの掛け軸”を展示する
お寺さんもあって
その間はお寺の境内に噺家さんが
おばけネタの高座も開かれる。

エアコンの風よりも
すだれ越しに風鈴の音を背に通る風や
扇風機の方が心地よい。

ご近所さんのおつきあいも
”風通し”がいい。
お砂糖やお醤油の貸し借りは現存するし、
さすがに最近は家々に鍵をかけるようにはなったが
どこの誰がどこに出かけている・・・なんてのも
お互いに知っているから
荷物が来たら受け取っていてもらえたり
不審者が来たらスグわかってしまう。

少し前まではそれでも鍵をかけないで
実家の家族も外に出たりしていたから
急に私が実家に行くと
近所のオバちゃんが

「アラ、お嬢!おかえり^^」
「こんにちは、オバちゃん」
「あ、ママなら出かけてるわよ^^」
「あ、そう・・・で?オバちゃんはここで何してんの?」
「イヤだねぇ^^来たらいなかったから、あたしゃお留守番だよ^^」
「・・・」

なんてマンション暮らしの人が聞いたら
ビックリしてしまいそうな会話が
日常会話として成り立ってしまうのだ(笑)

近所づきあいすら面倒という人が多い昨今だが
こういうのも実際に身近にあると
なんだか心地よく感じてしまうのだ。

町が大きな家族のような
あったかい感じで・・・
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by mignon0701 | 2009-09-15 08:15

【なつかしい町】

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私の実家は台東区の谷中にある。
そう、観光地の”谷根千”で有名な・・・

中学から地元の学校へは行かなかったし、
学生時代はそれを楽しむことすらできないくらい
ハードな生活だったから
小学生までの記憶しか、ない。

今年の夏、本当に心から悩んでしまう出来事があって
生まれて初めて長女な私は
両親を頼った。

それからお散歩がてら
この地をあらためて、ゆっくり見る機会が増えたので
ノスタルジックな思いも入れつつ
今週はそのお話をしようか、と思っている。
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私の在籍していた小学校のクラスの友達は
お寺さんのコ、石屋さんのコ、呉服屋さん、洗い張りやさんのコなど
この街ならではの職業を親に持つ子供がたくさんいた。

それから芸術家のコや美術を取り扱う商売などのコも多かった。

友達のうちに行くと
お父さんやおじいちゃんが彫刻や油絵の作品に没頭してたり、
美術商のおウチに行けば
大きな彫刻の作品の中でかくれんぼをしたりもした。

私の祖父や書道家だったので
祖父のお部屋は墨のいいにおいが常にしていて、
また、私が小学校低学年まで下宿屋さんもやっていたので
近くの東大生が住み、
島崎藤村のお孫さんなんかが住んでいた。

このあたりは沢山の文豪が生まれ育ったり、
彼らの作品の中にこの地を書いている作品は
たくさん存在しているので
それらの場所を見つけるのも
読書の楽しみのひとつになっていた。

団子坂に住んでいた江戸川乱歩、宇野千代。
実家があったサトウハチロー、高村光太郎、宮本百合子・・・
今でも子孫が守り、美術館として邸宅を公開している
朝倉文夫、横山大観。

友達の実家のお寺には
西郷隆盛が戦争した時の玉の痕が
柱に残ってるうちもあるし、
太田道灌が月を愛でたお寺もそのまま残っている。

何百年も変わらない場所が
結構、あるのだ。

こういうのをきっと年をとったら
ガイドできるのかなぁ・・・なんて
思ったりもしてしまうほど(笑)

とにかくこのフシギな下町には
沢山のモノがそのまま、時が止まった状態で
今でも残っている。
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by mignon0701 | 2009-09-14 08:30