2011年 04月 15日
【ゆるりと、でも気づけば】
おみせの近くには桜の並木道があるけど
自分の生まれ育った
谷中の桜を見ない限り
私にとっては
春がないに等しく感じてしまうのだ。
今年はお昼間に見る機会が
全くとれなかったので
ひとり、夜に自転車をこいで谷中へ。
墓地の両脇にある桜並木なのだが
枝がのびのびとしていて
桜のアーチを作っている。
そんななか
ゆるりとペダルをこぐ。
夜風が頬に心地よかった。
「よかった・・・今年も見れた。」
そう思って我が家へ戻った。
おみせの前では
ほぼ自生化しているカモミールが満開。
はなみずきの葉も
日ごとぐんぐん大きくなってきている。
気づけば季節は確実に春に変わっている。
どんなことがあっても
季節は巡り、傷ついたことは
時の流れに沿って浄化されていく。
それを信じて今日もおみせやさんにいます。
by mignon0701
| 2011-04-15 13:51