2009年 09月 10日
【古いものに新しい息吹を吹き込む】
parisに行くと必ず、早朝からヴァンヴの蚤の市へ行く。
それに近いノリが月一回行われる
東郷神社の蚤の市と言ったところだろうか。
ただ、話す内容は正直、日本の方が
”ちいさなぁ・・・”と感じるコトが多い。
日本だと「これはいくらで仕入れたから・・・」
とか背景にお金がチラつく。
向うではそんなのは感じない。
他愛のないおしゃべりから
その目の前の欲しいと思っている
古くてインスピレーションを感じたものに対して
どんどんいろんなおしゃべりに変化していって
「で?買う?」となる。
ここのところ日本人でも
そういった”あったかいココロの持ち主”は
増えてきてはいるので
嬉しく思っているが。
日本ではキレイな状態にしないと
売りにくい、と聞く。
parisはキタナイのならキタナイまんま。
買った本人が何ヶ月、何年とかけて直すから。
それも楽しみの一つなのだ。
東郷神社で知り合った
秩父から来ていたおみせやさんは
私が探しているものを手伝って下さるとのこと。
そして、彼が見つけてきても
私がそれに対して”運命”(大袈裟?)を
感じるまで、探し続けてくれるそう^^
私も古い家具に対しては気長に待つ。
以前は2年半、待った(笑)
古いものに新しい息吹が吹きこまれるまでは
時間とタイミングが必要。
私の思いが伝わるまで・・・
この待っている時間も実は
愉しみのひとつなのだ。
by mignon0701
| 2009-09-10 08:06