2009年 06月 03日
【自家製ジャム】
mignonのお客さまのご実家から
少し前に大量の無農薬の甘夏が届いた。
余計な手を加えていないから
大きいのも、小さいのも
ゴツゴツしたのも
いろんな顔のコたちが箱にびっしり入って。
まず、洗って皮はワタ(白い部分)を
取り除き、うすーく剥いたら
細かく切って砂糖漬けに。
これは”Mクグロフ”というパンに入れている。
さて、”身”はというと・・・
食べる時のように手で一個一個皮を剥いて
果肉だけにする。
総重量の6~7割分の砂糖を入れ
半日置く。
果肉と砂糖が仲良くなって
ほどよく水分がでるから。
そうしたらホウロウの鍋で
コトコト、コトコト弱火で煮る。
しばらくすると、とろーんとする瞬間があるから
好きなとろみより”手前で”火を止める。
冷めたら固くなるので・・・
耐熱のゴムべらでゆっくりゆっくり
まるで白雪姫の魔女がスープを作るが如く
”おいしくなーれ、おいしくなーれ”
とココロで思いつつ、愛情を注ぐ。
愛情を注げば、素材は必ず応えてくれるから。
煮沸消毒した瓶に入れてふたをしたら
逆さに置いて、
また、ジップロックに入れて冷凍すれば
長く旬を愉しめる。
このジャムはmignonの
おとりよせパンセットのお客さまである
松浦弥太郎氏のお気に入りなのだ。
by mignon0701
| 2009-06-03 07:23